アジア5カ国のスマートフォン利用実態調査:人気の機種・SNSや使用頻度は?【Fun Japan Communications調べ】
Fun Japan Communicationsは、自社のコミュニティサイト「FUN! JAPAN」の会員2,961人を対象に、スマートフォンの利用実態調査を行った。対象地域は香港、インドネシア、マレーシア、台湾、タイのアジア5カ国。
機種:iPhoneとSamsungが2強だが、国ごとにかなりの違い
いつも使っているモバイル端末の種類を複数回答で聞いた結果は以下のとおり。
*編注)複数回答の結果を100%に換算して円グラフで表示することは適切ではない(それぞれの回答数を全回答数で割り、棒グラフで表示するかたちがのぞましい)が、ここではプレスリリースのグラフをそのまま使用する。本文中の数値についても同様。
5カ国全体では、iPhone(Apple)が29.5%でトップとなり、Samsungの26.4%が続く。国別では、台湾、香港、タイでiPhoneが首位。Samsungはインドネシア、マレーシア、タイで3割以上を占め、うち2国ではトップとなっている。
なお、Fun Japan Communicationsは回答結果において「その他」の比率が高いことを指摘。具体的な機種として「中国メーカーに勢いがあり、HUAWAI(ファーウェイ)や、vivo(ビボ)、xiaomi(シャオミ)のほか、世界シェア4位で先ごろ日本にも進出したoppo(オッポ)も伸びている」としている。
使用頻度:「1日20回以上」が6割
スマートフォンの1日あたりの使用頻度を聞いたところ、5カ国の合計で「1日20回以上」が63.5%。「1日10〜20回」との合算では8割近くを占める。国別でも顕著な違いは見受けられない。
同社はアジア各国での一般的なスマートフォンの利用形態として「メッセンジャーやSNSなどコミュニケーションとしてはもちろん、スマホ決済サービス、タクシー配車・ライドシェアといったサービスも盛んだ」として、「日本よりもスマホの利用形態は多様になっている」という印象を述べている。
利用SNS:FacebookやLINEが人気
ふだんよく使うSNSを複数回答で聞いた結果がこちら。
*複数回答結果の処理に関する注記は「機種」に関するものと同一
5カ国の合計値をみると、「Facebook」が31.2%でトップ、次いで「LINE」が22.4%。ただしここでも「その他」が無視できない比率を占めており、香港とインドネシア、マレーシアでは4割を超えている。同社は「その他」に含まれるSNSの具体名として「Instagram」「WhatsApp」「Path」を挙げている。
調査概要
- 【調査対象】コミュニティサイト「FUN! JAPAN」の、アジア5カ国(香港、インドネシア、マレーシア、台湾、タイ)の会員
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2018年3月1日~4月30日
- 【回答者数】2,961名
- 【回答者属性】
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