GMOペパボがレンタルサーバー「ロリポップ!」に「コンテンツキャッシュ機能」導入

まずβ版の無料提供を開始、「WordPress」のサイト測定でパフォーマンスが約24倍向上

ホスティング・EC支援のGMOペパボは、同社のレンタルサーバーサービス「ロリポップ!」で、ウェブサイトの速度表示を高速・安定化させる「コンテンツキャッシュ機能」のβ版の無料提供を3月27日に始めた、と同日発表した。提供に先立ち、CMS(コンテンツマネジメントシステム)「WordPress」で作成したウェブサイトを測定したところ、同機能の利用でパフォーマンスが従来環境の約24倍向上することを確認したという。まず上位プランの「エンタープライズ」向けとなり、4月上旬に「スタンダード」、同月中旬に「ライト」を対象に開始する。

コンテンツキャッシュ機能は、ウェブサイトのコンテンツをキャッシュサーバーに一時保存し、サイトへのアクセス(リクエスト)があった時にキャッシュサーバーからコンテンツを配信する。そのため、従来発生していたコンテンツ表示までの待機時間や、他のユーザーのサイトへのアクセス集中の影響に伴う表示の遅延といった問題が解消できる。WordPressのコンテンツ管理画面のような機密性が高いページはキャッシュサーバーに保存しないよう自動判別して保護する。正式版はβ版開始から1ヵ月以内をめどに目処に導入する。無料で利用できる。

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