「Criteoサービス終了の噂、事実ではありません」Criteoが公式に否定、終了するのは小規模メディア向け広告掲載サービスのみ

「クリテオがサービス終了」という情報が21日にソーシャルメディアなどで流れ、業界が一時ざわついたのだが、この情報は誤りであるということを、Criteoが表明した。

Criteoは、広告主向けのサービスと、パブリッシャー向けのサービスを提供している。

広告主向けに提供しているのは動的リターゲティング広告のサービス。おそらく多くの人はこの印象がほとんどだろう。このサービスは、これまでと何の変わりもなく、提供し続ける。

パブリッシャー向けに提供しているのは広告掲載のためのサービス。そのなかでも中小規模メディア向けのサービスが「Publishers Marketplace」という名称なのだが、今回の騒ぎは、そのなかでも特に小規模のメディア向けのサービス提供を2018年に終了するというもの。

それ以外のサービスに関しては、これまでと変わりなく提供する。

Criteoでは、21日の9:57には、次のような投稿をFacebookページで提示していた。

現在SNSを中心に「Criteoがサービスを終了する」という誤った情報が発信されております。このような誤解が生じた経緯について確認しておりますが、これは事実ではありません。弊社は今後もサービスを継続して提供してまいります。

編集部で確認したところ、Criteo側は今回の誤解が生じた原因について、次のようにコメントしている。

日本のPublishers Marketplace利用メディアさまに対するご連絡で、英語メッセージの日本語訳がわかりづらかった点、問題があったと反省しています。

また、すでにCriteoを利用している広告主に対しては、こうした状況と今後の運営が変わりない点に関してメールや個別連絡などで伝えているという。もし契約担当者と実務担当者が異なるなどでそうした情報が届いていなかったとしても、安心して大丈夫なようだ。

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