売れるネット広告社とPayPalが連携、決済情報がフォームに自動入力される仕組みを導入
売れるネット広告社は3月21日、約200社の通販・EC企業が利用する「売れるネット広告つくーる」に、ID決済として「PayPal(ペイパル)」を導入すると発表した。サービス連携の開始日は3月30日を予定している。
「PayPal」で決済できる環境を作り、売れるネット広告社のクライアントから増えているという海外進出ニーズに対応する。
「売れるネット広告つくーる」は単品通販向けのランディングページ作成・管理ツールで、現在約200社の通販・EC企業が利用している。
「売れるネット広告つくーる」の利用企業は、「PayPal」社と契約を交わすだけで、PayPal決済を利用できるようになる。
消費者が登録している「PayPal」アカウントでログインすると、住所・メールアドレス・クレジットカードの情報がフォームに自動で反映される。消費者の情報入力負担を軽減できるため、コンバージョン率の大幅な向上が期待されるという。
今回、PayPalが提供するエクスプレスチェックアウト(API型)と呼ばれる決済システムを採用。決済完了の障壁となる会員登録などを省略できるようにした。
「PayPal」を利用するアクティブユーザー(年1回以上利用している)は2016年末で約1億9700万人。日本国内の利用率は前年比2ケタ成長で伸びており、「国内でPayPalを利用する人は増えている」(PayPal)。
売れるネット広告社が今回、「PayPal」に対応したのは、クライアントの海外進出ニーズに対応するため。売れるネット広告社の加藤公一レオ社長は「台湾を筆頭に、中華圏に進出していきたいという企業ニーズが多い。そうしたクライアントの海外展開をサポートするために『PayPal』と連携した」とコメントしている。
オリジナル記事はこちら:売れるネット広告社とPayPalが連携、決済情報がフォームに自動入力される仕組みを導入(2017/03/21)
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