EC事業者向けのコンサルティングなどを手がける売れるネット広告社は12月11日、ネイティブ広告のコンバージョン率(CVR)が最大2.87倍に上昇したクライアントの事例を公開した。
売れるネット広告社が公開したのは、記事広告を活用した化粧品通販会社の事例。
化粧品通販会社が取り組んだ「申込フォーム一体型記事広告」
その化粧品通販会社は、ランディングページと記事広告、申込フォームを1つのページにまとめた「申込フォーム一体型記事広告」を作成。ランディングページ内に記事広告を埋め込み、その最下部に申込フォームを設置している。
「申込フォーム一体型記事広告」は、フィード広告から申込完了画面まで4つのフロー(3回の画面移動)で完結する。
一般的な記事広告は、フィード広告などから記事広告のページへとユーザーを誘導し、そこからランディングページや商品ページ、申込ページへと移動させることが多い。
売れるネット広告社によると、一般的に使われる従来型の記事広告は10段階のフロー(9回の画面移動)があり、ユーザーの離脱を招きやすいという。
「申込フォーム一体型記事広告」は、フィード広告から申込完了までの画面移動を減らすことで、CVR向上を図る施策となっている。
CVRは平均2.12倍に向上
化粧品通販会社が従来型の記事広告と「申込フォーム一体型記事広告」のABテストを実施した結果、「申込フォーム一体型記事広告」のCVRは2.87倍だったという。
売れるネット広告社は、複数のクライアント企業において同様のABテストを行ったところ、「申込フォーム一体型記事広告」のCVRは従来型の記事広告と比べて平均2.12倍だったことしている。
「申込フォーム一体型記事広告」の効果が確認できたことから、正式なサービスとして提供することを決めた。
売れるネット広告社は、申し込みフォームとランディングページが1つになった「申込フォーム一体型ランディングページ」を提供。「申込フォーム一体型記事広告」は、「申込フォーム一体型ランディングページ」の応用版と位置付けている。
オリジナル記事はこちら:ネイティブ広告経由のCVRが2.87倍もアップした施策とは? 化粧品会社の記事広告活用例(2018/12/18)
ソーシャルもやってます!