IMJの研究組織が人型ロボット「Pepper」向けに酒を提案するロボアプリを開発・提供
カラフル・ボードのアプリ「SENSYソムリエ」を活用、ユーザーの味覚を解析して接客
2017/2/17 17:33 レンサバ/システム
デジタルマーケティング支援のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、自社の研究開発組織、すまのべ!が、ソフトバンクグループの人型ロボット「Pepper」向けに酒を提案するロボアプリを開発して提供した、と2月17日発表した。人工知能(AI)開発のカラフル・ボードと開発した。ユーザーの味覚を解析し、ソムリエのように酒を提案する同社のアプリ「SENSYソムリエ」を活用した。従来はタブレット端末用だったが、Pepperを利用した接客にあたり、すまのべ!がロボアプリを提供した。
SENSYソムリエは、カラフル・ボードが開発した感性を学習するパーソナルAIが店頭の在庫商品の中から、個人の味覚に合った酒を提案する。来店客がワインや日本酒などを試飲し、甘み、酸味、苦味などや感想を入力するとAIが味覚を解析する。SENSYソムリエをインストールしたPepperが、デパートの伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)本館地下1階で2月15日から接客して酒を提案している。2月20日までは和酒売り場「粋の座」、3月8~14日はワイン売り場「グランド・カーヴ」で行う。
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