IPA、Webサイトの脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の学習対象を12種に拡大し教育者向け機能を追加

計12種の脆弱性を学習可能。管理者が受講者の習熟度合いを把握できる集合学習モードも追加

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、Webサイトの脆弱性を体験して学習できるツール「AppGoat(アップゴート)」の最新版を10月31日に公開した。

同ツールは、Webサイトにおける脆弱性の概要や対策方法などの基礎知識を実習形式で学習できるツール。今回の最新版では、学習対象の脆弱性が従来の9種から3種追加され、合計12種になった。これは、同機構が公開している「安全なウェブサイトの作り方 改訂第7版」に準拠したもの。

また、組織的な教育を可能にする集合学習モードも追加した。集合学習モードでは、管理者が同ツールをインストールすることで、受講者はネットワーク越しにWebブラウザで学習が可能になる。受講者ごとの進捗状況や習熟度合いを管理者が把握することも可能。

同ツールは、IPAのWebサイトで利用許諾条件合意書に合意すれば利用できる。対応OSはWindows 10/8.1/7 SP1。

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