IMJが交通系ICカードとロボット「Pepper」を連動させた集客・購入促進サービスを開始

ロボットのコミュニケーションで新しい接点を提供、データのマーケティング活用も可能

デジタルマーケティング支援のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、交通系ICカードと、ソフトバンクグループが展開する人型ロボット「Pepper」を連動させた集客・購入促進サービス「SF-UNITY for Pepper」を始めた、と9月29日発表した。ロボットに顧客との効果的なコミュニケーションをさせることで新しい顧客接点を提供し、利用施設での顧客分析やマーケティングに活用する。専用のカードリーダーに交通系ICカードかざすと、乗車履歴や電子マネー残高履歴に応じてPepperがコミュニケーションしてプレゼントの抽選を行う。

抽選には交通系ICカードがあれば参加でき、来訪頻度を高めて商品の購買促進につなげられる。交通系ICカードをかざすだけのため説明が不要になり、スタッフによる運営負荷がかからない。Pepperが抽選を呼び掛けることで無人でもキャンペーンに気付かれやすく、集客が見込まれる。Pepperには告知や店舗に誘導するセリフが設定できる。取得した定量データを分析してマーケティングに活用することも可能。Pepperを活用した検証実験では、Pepperが接客することで、しない場合と比べて2倍の集客効果があったという。

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