総務省は7月22日、2016年1月から2月にかけて実施した2015年度「通信利用動向調査」の結果を発表した。
調査結果から、2015年の1年間にインターネットを利用した人は推計で1億46万人、インターネット利用者の割合は83%となった。世代別にみると、13歳~59歳のインターネット利用は各年齢層で9割を上回る。
個人のインターネット利用端末は、スマートフォンおよびタブレットが前回調査からすべての世代で上昇した。PC(56.8%)の利用が最も高く、スマートフォン(54.3%)と続き、特に40歳代の利用端末ではスマートフォンがPCを上回っている。
通信機器の普及状況では、2010年末からスマートフォンを保有する世帯の割合が伸び続け、PCとの差が年々縮小。また今回の調査で、初めて個人のスマートフォン保有割合が53.1%と5割を超えた。
世帯調査 | 企業調査 | |
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調査時期 | 平成28年1月~2月 | |
対象地域 | 全国 | |
属性範囲・調査の単位数 | 20歳以上(平成27年4月1日現在)の世帯主がいる世帯及びその6歳以上の構成員 | 公務を除く産業に属する常用雇用者規模100人以上の企業 |
サンプル数 [有効送付数] | 40,592世帯[39,428世帯] | 5,140企業[3,464企業] |
有効回収数 [率] | 14,765世帯(36,402人)[37.4%] | 1,845企業[53.3%] |
調査事項 | 通信サービスの利用状況、情報通信関連機器の保有状況等 | |
調査方法 | 郵送及びオンライン(メール)による調査票の配布及び回収 |
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