Facebook、モバイル広告を経由した実店舗の来店数と売り上げを測定できる新機能を発表

実店舗への来店と売り上げ向上を促進。3つの新機能を発表

米Facebookは、Facebookモバイル広告キャンペーンを実施した広告主が、顧客の来店を促進し、来店数や店舗売上を測定できる広告商品を6月14日(米国時間)に発表した。

これにより、広告主はモバイル広告が来店数と売り上げに与える影響を測定できるようになる。今回発表されたFacebook広告の新機能は次の3つ。

店舗をすばやく発見する店舗位置表示機能

店舗位置表示機能により、Facebook広告を見た利用者が、現在地から最寄りの店舗をすばやく簡単に発見できるようになる。近隣エリア広告上の地図をクリックまたはタップすると、画面遷移なしで店舗の情報や移動に要する時間、行き方を確認できる。

店舗位置表示機能のデモ

Facebook広告からの来店数が測定可能な新レポート

来店数レポートで、近隣エリア広告を見たあとに実店舗を訪れた人の数を広告主がより詳細に計測できるようになる。これにより、店舗や地域をまたいでキャンペーンや配信方法を最適化できる。来店数レポートは今後数か月をかけて世界中で展開予定。

店舗売上をFacebook広告とひもづけられるオフラインコンバージョンAPI

オフラインコンバージョンAPIにより、「Facebook上のマーケティングキャンペーンが実店舗での購入や電話などのやりとりにどれほど影響を与えたか」を把握できるようになる。APIを利用すると、顧客データベースやPOSの購買データと広告レポートをマッチングさせ、広告の効果を詳細かつリアルタイムに把握できる。

オフラインコンバージョンAPIは、現在近隣エリア広告を含むすべての広告で試験的に提供されている。

同社は、広告主がこれらの新しい機能を利用することで、実店舗の来店数と店舗売上を促進し、広告パフォーマンスを向上させる情報を得られるとしている。

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