博報堂、DAC、Nearなどが屋外の行動データを利用したメディアサービスの共同開発開始

各社が保有するプラットフォームを連携させることで位置情報とウェブ行動データを活用

博報堂、同社系で広告メディア事業の博報堂DYメディアパートナーズ、同インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)と、オーディエンス(広告の受け手)データ分析のシンガポールNearは、屋外の行動データを利用したメディアサービスの共同開発を始める、と1月26日発表した。Nearのロケーションデータ活用プラットフォーム「Allspark」とDACのDMP(データマネジメントプラットフォーム)「AudienceOne」を連携させ、博報堂DYグループの屋外情報配信プラットフォームで配信を制御する。

Allsparkはスマートフォンアプリからの許諾済み位置情報を保有し、AudienceOneはウェブ行動データを持ち、連携によって屋外とウェブの行動データを生かしたメディアサービスを実現する。Allsparkの位置情報で店舗、交通機関、ランドマークなどへの行動履歴、AudienceOneのウェブ行動データで生活者の趣味や好みを把握する。屋外行動データを基に顧客のセグメントを作成してオンライン広告が配信できるうえ、主にオンラインで購入する顧客に対してトライアルやサンプル配布での実店舗への誘導が可能になる。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム
http://www.dac.co.jp/

Near
https://near.co/

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