JADMA、通販利用実態調査で今年購入して良かったのは本・書籍、ファッションが大半
通信販売事業者らで組織する公益社団法人の日本通信販売協会(JADMA=ジャドマ)は、2014年の通販利用実態と今後のニーズを調べるために実施した調査の結果を12月11日発表した。今年通販で購入して良かったものと、来年も購入したいものはどちらも「本・書籍」「メンズ・レディースファッション」が大半を占めていた。満足度が高く来年最も購入したいのは「旅行」だった。JADMAは、手にしたイメージが比較的予想できる既製品より、カスタマイズできて予想を上回る体験が得やすいものの方が満足感が高くなる、と分析している。
調査は9月19~22日にインターネットで行い、全国の10~60代の男女で直近1年に通販を利用したことがある1000人を対象にした。今年通販で購入して良かった商品(複数回答)は「本・書籍」35.5%、「メンズ・レディースファッション」26.9%、「CD・DVD」23.0%の順。来年購入したいもの(同)も順位は同じで各35.5%、29.1%、21.5%となった。満足度はトップの「旅行」が44%で「ゲーム・おもちゃ・ホビー」の43%、「メンズ・レディースファッション」の42%と続き、来年最も購入したいもの(単一回答)は「旅行」の41%が首位だった。
これからの通販に望むこと(複数回答)では「お得」「今すぐ」「体験」が求められていた。特にお得に関する要望が多く1位は「どの通販サイトでもポイントが貯まる、ポイントが使える共通ポイント(カード)」の46.2%。次いで「同じ商品をよりやすく売っている通販サイトを見付けたら、そのサイトの値段を安くしてくれる」の39.7%。3位は「緊急で必要になったものを深夜でも届けてくれる」の29.9%と、今すぐが入った。4位は体験の「お試し用の商品を数品送ってくれて、実際に見たり触ったりした上で購入する商品を選べる」27.7%だった。
日本通信販売協会
http://www.jadma.org/
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