アドビ、「Adobe Marketing Cloud」のモバイルマーケティングソリューションを強化
米アドビ システムズは3月25日、デジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」向けの新たなモバイルマーケティングソリューションを発表した。
新しいモバイルソリューションの提供によって、モバイルアプリケーションの開発ワークフローを変革する。Webコンテンツ管理ソリューション「Adobe Experience Manager」と、アプリ開発ツール「PhoneGap Enterprise」を組み合わせることで、開発者とマーケッターが協働することが可能になる。開発者がさまざまなプラットフォームを通じてアプリ開発を迅速に行えるだけでなく、マーケッターもアプリケーションコンテンツを簡単に更新可能になり、配信後の最適化や検証なども行えるようになる。すでにAdobe Experience Managerと統合済みの、デジタルパブリッシングソリューション「Adobe Digital Publishing Suite(DPS)」向けのコンテンツ管理機能も備える。
さらに、Adobe Marketing Cloudのモバイルマーケティング支援サービスに新機能が加わり、「Adobe Mobile services 2.0」として強化される。マーケッターは、App StoreやGoogle Playなどの主要アプリケーションストアを通じて、どのキャンペーンがモバイルアプリケーションのダウンロード促進に効果があったのかを測定できる。
また、モバイルプロバイダとして初めてアップルの近距離無線通信技術「iBeacons」に対応し、スポーツスタジアムやショッピング施設など、外部施設でiBeaconsに接続されたモバイルアプリケーションのエンゲージメント測定に対応する。その他、クロスチャネルのキャンペーン管理ソリューション「Adobe Campaign」との統合によって、プロモーション情報などをリアルタイムに配信できる。
アドビ システムズ
http://www.adobe.com/jp/
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