DNPなど、ウェブサイト用のバーチャルエージェントシステム「Faceコンシェル」を開発

キーボードから入力した質問文章を解析、意図を正しく理解してサイトの適切な情報に誘導

大日本印刷(DNP)と、グループでカードビジネスのネットワーク、システムなどを手掛けるインテリジェントウェイブ(IWI)は、企業などのウェブサイトで生活者がキーボードから入力した質問文章を解析し、意図を正しく理解してサイト内の適切な情報に導くバーチャルエージェントシステム「Face(フェイス)コンシェル」を開発した、と12月12日発表した。同日販売を始めた。顧客サービス向上につながる。本格販売を前に全日空のサイト内FAQ用に採用され、12月10日に運用開始した。

Faceコンシェルは、企業のキャラクターが質問に対応し、サイト内の膨大な情報から回答に最適なページを抽出して提示する。入力した質問に加え、その時に閲覧しているウェブページの内容も考慮して最適なページを選ぶ。質問文章だけで絞り込めない場合は、キャラクターが生活者に質問することで提示するページを選択する。既存のウェブサーバーと独立した仕組みで専用のデータベースを構築するため、大幅な改修は不要。今後、機能を絞った廉価版や音声サービスなども開発する。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

インテリジェントウェイブ
http://www.iwi.co.jp/

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