デジタルアセット管理(DAM)の提供をアドビが開始 マーケティングとクリエイティブのクラウドサービス統合を強化
アドビ システムズは、デジタルアセット管理機能「Digital Asset Management(DAM)」を機能強化して提供することを、ユタ州ソルトレイクシティで開催しているイベント「Adobe Digital Marketing Summit 2013」で発表した。
同時に発表されたコンテンツ管理・エクスペリエンス管理サービス「Adobe Experience Manager」の新機能として提供する。
DAMは画像や動画などのデジタル素材を一元管理してWebサイトやマーケティングキャンペーンで利用できるようにするもの。
クラウドとして提供するDAMの提供により、デザイナーがDAMに登録した素材をWeb担当者やマーケターが利用するワークフローが実現できるようになるため、メールやFTPやファイル転送サービスでの素材のやりとりが不要となる。
DAMでは登録されたデジタル素材に各種メタデータを付与して管理したり探したりできるほか、Adobe Scene 7が提供する画像の自動処理機能と統合されており、デバイスやシーンに合わせて自動的に加工して表示に利用できる。
こうしたDAM機能の提供により、同社の提供するマーケティング向けクラウドサービスとクリエイティブ向けクラウドサービスの連携がより強化された形となる。
・アドビ システムズ社、クリエイティブとマーケティングのクラウドを統合(プレスリリース)
→ http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20130306_ADAM.html
・Digital Asset Management(英語)
→ http://www.adobe.com/solutions/web-experience-management/digital-asset-management.html
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