トライベック・ストラテジー、「主要企業Webユーザビリティランキング2012<企業サイト編>」でNTTドコモが1位

ユーザビリティ診断プログラムを使い、5評価軸、97項目について診断を実施
岩佐 義人(Web担 編集部) 2012/11/14 0:37

Webコンサルテーション事業のトライベック・ストラテジーは、全15業界・150サイトのユーザビリティ(使い勝手や安全性など)を評価する「主要企業Webユーザビリティランキング2012<企業サイト編>」を実施。11月13日、調査結果を発表した。ランキング1位は「NTTドコモ」で、2年連続で1位だった「JX日鉱日石エネルギー」を僅差で抑えた。同社のWebサイトはオウンドメディアにおいて重要であるトップページにおいて、ユーザーのリクエストを整理しつつ、効果的なPR活動を行っていることが高い評価に繋がった。調査は8月中旬から10月下旬にかけて、トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムを用いて「アクセス性」「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「コンテンツの適切性」「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全97項目について実施した。

調査の結果、各サイトのスコアは平均点で昨年よりも2ポイント近く減少し、77.85点となった。自社情報を発信するオウンドメディアの重要性が高まるなか、ユーザビリティ向上への対応ができている企業と、そうでない企業がはっきり分かれた。また、対象150社のうち、約45%の68社がWebサイトのフルリニューアルまたは一部リニューアルを実施しており、ユーザビリティ向上への取り組みがうかがえる。スマートフォンやタブレット端末すべてに最適化したサイトを用いて情報発信している企業は39%と昨年度の18%程度に比べ、2倍の伸び率となっている。「Facebook」や「Twitter」などソーシャルメディアへの対応状況をみると、自社の企業サイトから適切に誘導している企業は28%だった。昨年よりも1.5倍程度に伸びてはいるものの、マルチデバイス対応に比べるとまだようすを見ている企業が多いことが分かる。

トライベック・ストラテジー
http://www.tribeck.jp/

主要企業150サイトランキング結果
http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2012/

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