大日本印刷、デジタルサイネージを活用した「バーチャル試着システム」を開発

60インチの大型ディスプレーとタブレット端末、カメラで構成し、AR技術を使用
岩佐 義人(Web担 編集部) 2012/10/16 3:44

大日本印刷は、デジタルサイネージ(電子看板)を活用し、豊富なカラーバリエーションを持つ衣類をディスプレー上で試着できる「バーチャル試着システム」を開発した、と10月15日発表した。同システムは、顧客のニーズを受けて開発し、ユニクロの米サンフランシスコ店で「UNIQLO MAGIC MIRROR」として店内に設置、運用を開始した。60インチの大型ディスプレーとタブレット端末、カメラで構成し、AR(拡張現実)技術を使用している。

バーチャル試着システムは、AR技術によって衣類の色から商品の種類を識別する。来店者が試着用商品を着て鏡の前に立ち、タブレット端末で希望の色を指定すると60インチの縦型ディスプレーに試着姿を表示する。識別用のマーカーをカメラで読み取る従来の方法ではなく、色の違いから衣類の種類を認識するため、試着アイテムの追加が比較的容易にできる。豊富なカラーバリエーションを簡単に試すことができるため、商品購入につながる効果が期待できるという。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

今日の用語

ワイヤーサービス
プレスリリースを、メディアに配信し、さらにサービス事業者のWebサイトや提携メデ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]