Web制作のメタフェイズは、「企業Webサイトにおけるスマートフォンサイトの対応状況に関する調査」の結果を11月18日に発表した。それによると、6割以上が「自社サイトのスマートフォンへの対応は効果があった」と回答。業種別ではメーカーで8割以上が「効果があった」と答えた。調査は企業Webサイトの制作・管理・運用・決裁に関わる男女を対象に、インターネットで10月27日から11月1日に実施。有効回答サンプルは300。
自身が仕事で携わっているサイトがスマートフォンに対応している、と回答したのは21%で、「していない」が71.3%だった。対応した理由は「スマートフォンユーザーが増えてきたため」が77.8%。「自社サイトのスマートフォンへの対応は効果があった」と回答した調査対象者の会社規模では、10人以上の規模では特に回答者が多く、業種別では「メーカー」が84.6%、「商社」が66.7%だった。効果の内訳は、「Webサイト上での売り上げが上がった」が47.4%で最も多く、次いで「集客効果が上がりお問い合わせ数が増えた」が39.5%。
今後のスマートフォン対応については、50%が「特別な対応」をしない、と回答。対応しない理由は「スマートフォンで閲覧できなくても問題がないため」が56.9%だった。反面、52.3%が「通常のPC版サイトとスマートフォンサイトで差別化したサイトが増える」と予想している。
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