JPRS、JPドメイン名のセキュリティレベル向上のためDNSSECを2011年1月に導入

公開鍵暗号の技術を使った署名による認証でDNS応答の偽造を防止する仕組み

JPドメイン登録管理とDNS(ドメインネームシステム)運用の日本レジストリサービス(JPRS)は、JPドメイン名のセキュリティレベルを向上させるため、DNSのセキュリティ拡張機能、DNSSECを2011年1月に導入する、と7月21日発表した。DNSSECは、公開鍵暗号の技術を使った署名による認証でDNS応答の偽造を防止する仕組み。インターネットユーザーがDNSサービスを安全に使えるようにする。

DNSSECはDNS応答を偽造したセキュリティ上の脅威に有効だが、円滑に導入するにはDNSの各階層を構成するDNSサーバーや、DNSサーバーを参照・利用する各プロバイダーの対応が必要になり、JPRSは各国のDNS運用関係者と協力して仕様検討や実証実験を実施。1月から提供するめどがたった。1月に署名鍵の登録受け付けを開始して導入する。

日本レジストリサービス
http://jprs.co.jp/

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