ベリサイン「ベリサイン マネージドPKI for SSL」で7月15日にSANsのサポートを開始

1枚のSSL証明書で複数のコモンネームをサポート

大手SSL証明ベンダーの日本ベリサインは、同社のエンタープライズ向けに複数のサーバーIDを発行するサービス「ベリサイン マネージドPKI for SSL」で、「Subject Alternative Names(SANs)」のサポートを7月15日に開始する、と発表した。SANsは、1枚のSSLサーバー証明書で、複数のコモンネーム(FQDN名)をサポートするサービス。サーバーIDの申請・取得時に認証局へ提出する署名リクエストの生成時に、SSLサーバー証明書のサブジェクトフィールドで指定したコモンネームとは別に、SANsフィールドに異なるコモンネームを設定することが可能になる。クライアントのブラウザからは、どちらのコモンネームにもアクセスできる。これにより、CSR生成、申請、インストール作業が1回で済むため、顧客の負担が軽減される。また、1枚のSSLサーバー証明書しかインストールできない仕様のサーバーでも、複数のコモンネームでのアクセスが可能になる。対象となるシステムは、ベリサイン マネージドPKI for SSLで取り扱うベリサインのサーバーSSL証明書各種。7月15日に申請・設定を開始する。

日本ベリサイン
https://www.verisign.co.jp/

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