NPO/NGOのサイトを無料分析、アクセス解析イニシアチブがケーススタディサイトを募集

実際のアクセス解析データをワークショップで分析し、改善提案を行う

アクセス解析の業界発展を目的とするアクセス解析イニシアチブ(a2i)は5月24日、環境関連、善意の運動など幅広い分野のNPO/NGO法人のWebサイトの分析と改善提案を無料で実施することを発表し、対象サイトの募集をa2iのサイトで開始した。

Webサイトのアクセス解析およびコンサルテーションを受けられるのは、ケーススタディの対象となることを了解するNPOやNGO、地方自治体など、社会貢献や公共性の高い活動を行うサイト。対象サイトの選定は、a2i事務局が公共性や改善の現実性などをもとに決定する。

実際にa2iでは昨年度、環境保全団体のWWFジャパンを対象にアクセス解析を実施している。年間で5回のワークショップを開催し、a2i協議会の会員がチームでWWFジャパンのサイトを解析して改善案を協議、その結果からサイト改善を実施することによって、インターネットの寄付を大幅に増加させることに成功している。また、地球環境保護を訴えるNPO法人「Think the Earthプロジェクト」など、複数のNPO/NGOサイトのアクセス解析も無償で実施している。

募集期間は6月30日まで、a2iのサイトで申し込みを受け付ける。解析活動は、9月からアクセス解析ワークショップを開催して行う予定。

募集内容・申し込み詳細
http://a2i.jp/activity/release/4469

アクセス解析イニシアチブ
http://a2i.jp/

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