IMJモバイルの企業モバイルサイト取り組み調査、半数が制作・運用に1000万円以上投資

モバイル関連ビジネスのIMJモバイルは、企業のモバイルサイトへの取り組み実態調査の結果を12月3日発表した。半数以上がモバイルサイト制作・運用に1000万円以上投資し、今後広告予算が増えていく媒体として半数がPCサイト、4割がモバイルサイトと回答した。調査は、売上高50億円以上のモバイルサイト保有企業に勤務し、モバイルサイトの企画立案か投資の意思決定に関与している正社員を対象に11月11、12日にインターネットで実施。500サンプルが集まった。

今期のモバイルサイト制作・運用関連予算では、1000万円以上が54％で、1億円以上も23％あった。売上規模が大きくなるほど予算も高くなる傾向で、5000億円以上の売上高では1億円以上の回答が半数を占めた。広告部門の予算比率では現在は、テレビ36％、PCサイト18％、新聞9％の順だが、今後予算比率が増えるのはPC53％、モバイル41％、テレビ24％で、減るメディアは新聞24％、雑誌19％、屋外広告18％となった。

自社でのモバイル活用の目的に関しては商品・サービス情報の発信75％、企業情報の発信64％に次いで商品・サービスのブランディング42％で、情報発信に加えてモバイルを活用したブランディングを実施している企業も多かった。Flashなど、表現の幅が広がっていることが影響していると見られる。

IMJモバイル
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