ドリコム、ネット広告市場に参入。無料で広告配信管理が可能なアドマーケットプレース開始

ドリコムは3月28日、無料でインターネット広告の配信管理が可能なアドマーケットプレース「スペースハンター」のサービスを開始。インターネット広告市場に本格的に参入すると発表した。

「スペースハンター」は、無料でインターネット広告の配信管理が可能なアドマーケットプレースで、Webサイトの収益向上や、これまで収益化できていなかったインターネットのデッドスペースのメディア化を目的としたサービス。

Webサイト運営者は、インターネット広告の配信管理コストや営業コストを軽減させることが可能で、広告出稿を検討中のユーザーは、広告ターゲットに適したWebサイトに広告出稿が行えるのが特長。

広告出稿方法は、目的に応じた選択可能。期間指定方式の広告枠“ロックオン”、またはクリック課金方式の広告枠“クロスアド”のいずれかを選択できる。

広告主・広告代理店は、「スペースハンター」上で、ユーザー属性(男女比・年齢・年収・職業・未既婚率比など)、媒体カテゴリやPV(ページ・ビュー)数などの様々な検索項目を利用して「スペースハンター」に登録されているWebサイトの絞り込みを行うことで、広告ターゲットに適したWebサイトに広告出稿が行える。さらに、「スペースハンター」には、専門分野に特化したカテゴリ特化型のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、CGM(コンシューマ・ジェネレーティッド・メディア)、多くの読者を抱え大きな影響力を持つアルファブログも登録されており、セグメントに適した広告出稿が可能となる。さらに、レポーティングも含めた従来の広告掲載作業のすべてを「スペースハンター」上で行えるため、管理コストを軽減する。

一方、Webサイト運営者は、「スペースハンター」を利用することで、営業コストをかけることなく、より多くの広告主に対してオンライン上で広告営業活動を行える。また、広告管理レポートは「スペースハンター」の管理画面からダウンロードできるため、直接販売された広告主に対して、迅速にレポーティングを行うことが可能だ。

同社では、2004年9月からサイバーエージェントと共同でユーザーマッチ型インターネット広告配信サービス「MicroAd」の提供を開始。さらに、ドリコムの子会社である、ドリコムジェネレーティッドメディアでは2006年10月からブログ読者向け求人広告掲載サービス「ドリコムジョブボード」を提供。インターネット広告市場の高まりを受け、今回同サービスを開始し、本格的にインターネット広告市場に参入した。

なお、「スペースハンター」へのWebサイト運営者/広告主・広告代理店の登録は、個人ユーザーも含めた一般公開も予定しており、現在、事前登録を受け付け中。

ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

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