社会人・主婦の約7割、3分の1の高校生がモバイルコマースを利用--MD研究所調査
モバイル向けを中心とした、メディアレップ事業・広告代理事業を展開する、アップデイト内に設置している、MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は2月9日、「モバイルコマースに関する利用動向調査」の調査結果を公表した。
調査は1月26日~29日間、stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、アクアカンパニーが運営する「ファンつく」「幻創文庫」など、モバイル9サイトの協力のもと行われた。有効回答数は4391件。
調査の結果、モバイルコマース利用率で53.9%が「経験あり」と回答。うち、社会人・主婦では約7割、高校生は3人に1人が利用経験があると答えた。
また、モバイルコマースにおける人気ジャンルは「衣料・アクセサリー・ファッション」がトップ。また、他ジャンルに対する興味では、「CD・ビデオ・DVD」「映画・イベントチケット」が高く、今後の需要拡大の可能性を示した。
平均利用金額では、3000~5000円と答えた割合がもっとも高く、最高利用額が1万円以上と答えたのは4割以上だった。また、決済方法は、約5割「代引き」を利用していると答えた。
モバイルコマースサイトへの接触は、「オープンサイト利用時」が最多。一方、キャリア公式メニューからは6.3%、雑誌・新聞・テレビなどのメディアや店頭、口コミなど、オフラインでの情報源からの利用は、いずれも9%以下にとどまった。
また、モバイルコマースの利用意向を問う設問では、「利用する気がない」と答えたのは、これまでの利用経験の有無にかかわらず、14%。8割以上のモバイルユーザーが個人情報管理の強化や特典、価格比較の充実度を理由に「利用したい」と答える結果となった。
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