Flashのバージョンと回線速度を自動識別して動画配信を最適化するFlashマルチプレイヤー
2006/9/6 17:27 レンサバ/システム
シーエムジャパンは、1つの再生ボタンを押すだけで、ユーザー(視聴者)のFlashプレイヤーのバージョンと通信回線速度を自動識別して、各ユーザーの視聴環境に適した画質とサイズのFlash動画(.flv)を配信する「Flashマルチプレイヤーシステム」を開発し、サービスを開始した。
このFlashマルチプレイヤーシステムでは、最新版のプレイヤーをインストールしているユーザーへは最新のコーデックでエンコードした高画質な映像を配信し、バージョンの古いプレイヤーをインストールしているユーザーへは、そのプレイヤーで視聴可能な映像を自動的に配信できる。
今までは、最新の高画質な映像を配信したいと考えても「できるだけ多くのユーザーに視聴してもらいたい」との考えから、古いプレイヤーのバージョンに合わせた動画を配信するケースが多かったが、そういった悩みを解消できるサービスだ。また、回線環境においても、FTTHユーザー、DSLユーザー、ナローバンドユーザーといった、いくつかの帯域毎に最適な映像を自動的に配信させることが可能となっている。そのため、自分の環境に関する知識のないユーザーでも簡単に視聴できる。
Flashマルチプレイヤーシステムは用途に合わせた2種類のサービスを提供する。
- ウェブサイト制作会社がデザインしたページに埋め込みプレイヤーへの提供。
- ポップアップタイプのオリジナルプレイヤーでの提供(映像プレイヤーの上下に社名や動画タイトル、バナーを配置することも可能)。
価格は、設定費用が1映像あたり50,000円~(同社のFlashストリーミングサーバを利用の場合)。エンコード費用は別途必要(1ファイル\4,500~)。
シーエムジャパン株式会社
http://www.douga.co.jp/
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