この記事は、姉妹サイトネットショップ担当者フォーラムで公開された記事をWeb担当者Forumに転載したものです。
コンバージョン率を上げなきゃ意味がない!
前回はクリック率の高い広告原稿のA/Bテストの結果を暴露したが、今回のテーマは、コンバージョン率の高いランディングページのA/Bテストの結果の暴露だ!
たとえ多くの人が広告原稿をクリックしてサイトに訪れたとしても、コンバージョンさせなければまったく意味がない。
コンバージョン率が低いということは、せっかく入店させたのに、何も購入させずに帰らせるようなものだ。
一般的に消費者がネット広告をクリックしてサイトに訪れても、8秒以内で離脱するユーザー、わずか8秒間で立ち去っているユーザーが約90%いると言われている。
つまり、100人訪れても90人は一瞬にして去ってしまうということである。
まず結論から言うと、コンバージョン率を上げるためにまず考えなくてはいけないのが「つかみ」である。
広告原稿をクリックした消費者は、8秒以内にそのサイトを読むか読まないかを判断する。
そのため、コンバージョン率を上げるためには、瞬間的に「このサイトはお客様の求めていたサイトですよ」ということがわかるようにして、消費者を逃がさないことが重要だ。
そこで一番重要になるのが、お客様がネット広告をクリックして、最初にPCやスマホ画面で見る部分、つまりサイトの「ファーストビュー」の部分なのである!
ネットユーザーを理解し、お客様をつかまえるファーストビューを前提に戦略的なサイトをプランニングすると、劇的にコンバージョン率は上がる。消費者の心理状況をよく理解すると、3%のコンバージョン率を2倍の6%にすること、4倍の12%にすることはそんなに難しくはない。今までとは比べ物にならないほどのコンバージョン率を稼ぐことができるのだ。それが、今から公開する、A/Bテストの結果に思いっきり表れている!!!
今回も、実際に行ったランディングページのファーストビューデザインに関するA/Bテストを出題していく。あなたも「どちらの効果が高かったのか(AもしくはB?)」を予測してみよう。
では、はじめよう!
A/Bテスト① ネット広告から誘導する際、コンバージョン率の高い「サイト」はどっち?


このクイズの回答と解説、残り5問のA/Bテストクイズは、ネット担当者フォーラムのサイトでご覧下さい→A/Bテスト6連発! コンバージョン率の高いランディングページはどっちだ!?
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この記事の筆者
加藤 公一 レオ
株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長 1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアント(広告主)のネット広告を大成功させる。その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。
やずやベストパートナー賞 受賞。Webクリエーション・アウォード Web人貢献賞 受賞。「アドテック東京」「アドテック九州」「宣伝会議」「日経デジタルマーケティング」「通販新聞」など講演多数。アドテック東京2012 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。アドテック九州2013 公式カンファレンス 人気スピーカー1位。「九州インターネット広告協会」の初代会長も務めた。著書に『単品通販“売れる”インターネット広告』(日本文芸社)。