オーバーチュアスポンサードサーチ[公式ガイド]
使いやすくなったスポンサードサーチ®で
ウェブサイトに客を呼び込もう!
使いやすくなった「スポンサードサーチ®」の活用法をオーバーチュアの専門スタッフが解説する初の公式ガイド。
2002年12月、オーバーチュアが日本でビジネスを開始した当初、“部分一致”は存在しておらず、“完全一致”のみの大変シンプルな仕組みだったことをご存知でしょうか。
日本でのビジネス開始から5年数か月が過ぎ、当時はシンプルだった仕組みも、機能が次々と付加されました。さらに2007年の大幅なシステムの刷新を経て、機能をいかに活用して上手に運用するかが重要となってきています。そういった状況の中、オーバーチュアとしての“考え方”を伝えるマニュアルの必要性を感じるようになりました。
スポンサードサーチは、上手に利用することでお客様のビジネスを変えることができる広告手法です。せっかく縁あってご利用いただくのですから、さまざまな機能を十分に活用し、成果につなげていただきたい、と私たちは考えています。
このサービスのすばらしい点としてまず挙げられるのは、従来の広告宣伝が担っていた「興味のない人をふりむかせ、ひきつける」機能ではなく、「興味のある人と商品・サービスを直接つなぐ」ことができる点です。そういった機能を実現する検索連動型広告のビジネスモデルを考え出したのがオーバーチュアの前身である米GoTo.comの創設者ビル・グロスであり、オーバーチュアがパイオニアと呼ばれるゆえんです。
同時に、ご自身で予算を決めたり、効果を見ながら細かく出稿状況を調整したり、といったコントロールが簡単にできる点も検索連動型広告の長所のひとつかと思います。もしオフラインの広告であれば、たとえばチラシを20万枚印刷してしまった場合、途中で内容を変更することはそう簡単にはできないでしょう。スポンサードサーチでは、複数の広告文言を並行して表示させ、どちらが「刺さる」表現なのかをテストする広告テスト機能も利用可能です。
また、どういったキーワードでどれだけの人が広告を目にし、そのうち何人がクリックしてサイトへ到達し、そこから何人が購買に至ったかという「効果計測」が可能だという点も、検索連動型広告の強みだと言えます。マーケティングの基本である「効果計測→改善」のプロセスが細かな数字を元に実行できることが、検索連動型広告の費用対効果をさらに高めるわけです。
本書では、スポンサードサーチをより上手に活用していただくために必要な考え方を中心に、なるべく平易な言葉を用いて説明しています。お申し込みのステップや基本となるアカウント構造について、キャンペーン管理、そしてキーワードの選定に必要な発想や広告作成のヒント、また運用に必要なレポートの見方やパフォーマンスの改善に関する情報など、実践的なアドバイスを豊富に収録しています。そのほか、9章の事例では、さまざまな広告主の方々がスポンサードサーチを活用しどのようにビジネスを発展させているのか、ご覧いただけます。
スポンサードサーチは世界中の広告主の方々により日々成長しています。そのため、広告の管理画面上の機能や表現も頻繁に変更されます。本書では、そのような更新の多い管理画面を追って説明する形式はなるべく控え、長くご活用いただける内容を心がけました。私たちは、このサービスが皆様のビジネスの拡大への手助けになることを願っています。
最後になりましたが、本書籍出版のためにご協力いただいたライターの鶴田修朗氏、インプレスR&Dの錦戸陽子氏、その他関係者の皆様に心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
この記事は、書籍『オーバーチュアスポンサードサーチ公式ガイド』の内容を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。
検索連動型広告
オーバーチュアスポンサードサーチ公式ガイド
スポンサードサーチをより上手に活用するために必要な考え方を中心に、なるべく平易な言葉を用いてオーバーチュアスポンサードサーチを説明している公式ガイド。
オンライン版では紹介した内容以外にも、利用申し込みのステップ、基本となるアカウント構造についての理解、キャンペーン管理、さまざまな広告主がスポンサードサーチを活用しどのようにビジネスを発展させているのかの事例などがある。
オンライン版で紹介する、キーワードの選定に必要な発想法や広告作成のヒント、また運用に必要なレポートの見方やパフォーマンスの改善に関する情報、費用対効果の改善などの実践的なアドバイスと併せて、手元に置いておけばオーバーチュアスポンサードサーチでのキーワード広告の大きな助けとなるだろう。