ウェブ電話のすべて――ネットマーケティング最前線

「ウェブ電話」で、ネットマーケティングは完結する

【注意】※本サービスは提供を終了しました(本記事に記載の情報は2008年時点のものです)

[特集]ウェブ電話のすべて――ネットマーケティング最前線

ウェブ電話のすべて――ネットマーケティング最前線

“よし、買おう”への最後のひと押し!
SEO/SEM/LPOでは勝負がつかない! ネット営業の最終兵器「ウェブ電話」を活用しよう

“よし、買おう”への最後のひと押し!
「ウェブ電話」で、ネットマーケティングは完結する

より多くの顧客を獲得するために何をすべきなのか。ネットマーケティングに関わるすべての人に共通ともいえるこのテーマにとって、検索エンジン対策・検索連動型広告などのSEMが重要であることは今さらいうまでもない。しかし、それだけでウェブコミュニケーションが完成するわけではない。導線の最終目標地点があくまでも問い合わせ・申し込み・販売である以上、勝負の最後の分かれ目は、リアル店舗や対面サービスと同様、店内に呼び込んでからどう説明・説得し、キレよく成約に追い込むかにあるはずなのだ。

『ネットマーケティング最前線 ウェブ電話のすべて』と題した本書では、サイト設計やアフィリエイトプログラムに関わる人びとはもちろんのこと、ネットでより多くの顧客を獲得したいと願うすべての人たちがすぐにでも応用できる導入事例を満載しつつ、ウェブコミュニケーションの仕上げとなるであろう最新ツールとその利用の実際を解説していく。

インターネットの商用開放は、日本がバブルパンクの後遺症に苦しんでいた1993年。国内で普及し始めたのは1994〜95年のことだ。それからわずか13年。ネットの進展とそれによって起きた社会の変化は、大きなものだけでも

  1. ウェブによって、マスコミの枠外にある組織や人びとが情報発信力を得たこと

  2. メールが組織の連絡〜意思決定フローを劇的に変えたこと

  3. 検索エンジンの浸透によって、人びとが、玉石混交とはいえ瞬時に事物を調べることのできる膨大な量の‘共有世界事典’を得たこと

  4. ブログやSNSで、生活者の声が選択〜消費行動に大きく早く影響を与えるようになったこと

などが挙がるが、実はもうひとつ、そう小さくない変化の波が押し寄せている。オープンソースIP-PBX「Asterisk(アスタリスク)」の登場(2004年秋)で、130年ものあいだ単独で構築運営されてきた音声通信システムが、ウェブやメールと同じように、インターネットサーバの機能に取り込まれたのだ。

ウェブ電話イメージ

本書のテーマはウェブ電話なので詳しくは述べないが、専用ホスティング事業者として国内最多といわれる8,000台(2007年11月現在)の管理サーバを有するat+link(東京のリンク、ネットフォースおよび富山のエーティーワークスによる共同事業。リンクはその営業・業務窓口を担当)と、VoIPのプロ集団であるM2Xの共同開発によるビジネスIPフォンシステム「BIZTEL」はまさにこのAsteriskを用いたサービスである。Asteriskのおかげで、従来DNS・ウェブ・メールで構成されてきたインターネットサーバに「TELサーバ」を加え、TCP/IPによるインターネット電話機能を自在に構築・管理することができるようになったのだ。ウェブ電話は、そのBIZTELをベースに開発されたウェブコミュニケーションツールである。

サイトが扱う商材にもよるが、商品や事業者に興味を抱き、初めてサイトを訪れた消費者がすぐに購入行動を起こすケースは実はそう多くない。問い合わせへのスムーズな誘導は、購入・申し込みの増加に貢献する重要な要素だ。ウェブコミュニケーションがごく一般的なものとなったこの時代にあって、メールや問い合わせフォームによるユーザコミュニケーションが不可欠であることはいうまでもないが、それらによる応答が基本的に都度一方通行のものであることを考えれば、成約までに細かいやりとりが必要な業種にとっては、すべての疑問やリクエストを受け止め、その場で答が出せる電話コミュニケーションが“より速い仕上げ”に繋がることは間違いないことと思う。

ウェブサイトへの誘導については、手法やノウハウを提示する書籍やサービスが多数存在するが、商材に興味を抱かせたのち(できるだけ早く)購入や申し込みに誘導するために重要なユーザアクション支援については触れられることが少ない。本書が扱う「ウェブ電話」は【サイト誘導→興味喚起→問い合わせ→疑問解消・詳細確認→成約】という一連のセールスフローにおいて、問い合わせの率と顧客対応のスピードを上げるウェブコミュニケーションの仕上げツールである。

これによって (1)電話問い合わせを積極的に受け入れて、それを売上増につなげたい事業者 (2)問い合わせをより早く成果にしたい事業者 (3)着信課金プログラムの導入を検討している事業者の役に立てれば、共同開発会社として、また、11年に及ぶ専用サーバのサポートノウハウを基にこのサービスを世に問うサービス事業者として、これにまさる喜びはない。

岡田 元治(株式会社リンク 代表取締役社長)

この記事は、書籍『ウェブ電話のすべて ~ネットマーケティング最前線』の内容をWeb担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

書籍『ウェブ電話のすべて』表紙
  • 『ウェブ電話のすべて』
  • ISBN 978-4798115641
  • 1,680円(税込)
  • 大正谷 成晴 著、
    株式会社リンク 監修
  • 翔泳社

ウェブ電話のすべて ~ネットマーケティング最前線
ウェブサイトからボタンをクリックするだけで電話がつながる
ネット営業の最終兵器を活用しよう

ウェブ電話は、企業や店舗とサイト閲覧者をダイレクトにつなぐ「ネット営業の最終兵器」となり得る技術として関心が高まりつつある新しいコミュニケーションツールだ。ウェブ電話のサービスを使えば、お客様はウェブサイトに設置したボタンをクリックするだけであなたの会社に電話をかけられる。ユーザ側には通話料がかからない無料ダイヤルなので、サイト運営者側には、お客様からの問い合わせが増える、直接話せることにより成約率がアップするなどのメリットがある。

本書は、すぐにでも応用できる導入事例を満載しつつ、ウェブコミュニケーションの仕上げとなるであろう最新ツールとその利用の実際を解説する。ネットでより多くの顧客を獲得したいすべての人たちにとって、ネット戦国時代を生き抜くための具体的な指南書となるだろう。

ウェブ電話 → http://web-denwa.jp/

用語集
DNS / EC / SEM / SEO / SNS / アフィリエイト / ウェブ電話 / コミュニケーション / リンク / リードジェネレーション / 検索エンジン / 検索連動型広告
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

リーチ
Web広告の効果指標のひとつで、「広告の到達率」を意味する。ある特定の期間にその ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]