アシストプラン体験レポート　始めてみよう、検索連動型広告

アシストプラン体験レポート（2）始めてみよう、検索連動型広告―提案書が到着！

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スポンサードサーチには、検索連動型広告の利用は初めてという人でも安心して広告掲載を始められる利用コースが用意されている。キーワード選定や広告（タイトルと説明文）作成などを、オーバーチュアの専門スタッフが提案してくれる「アシストプラン」だ。

編集部では、2008年4月に発売された新刊書籍のマーケティングの一環として、実際にアシストプランを通じてスポンサードサーチを利用してみた。今回は、アシストプランを申し込むまでの手続きをレポートする。

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キーワードの選定や広告（タイトル・説明文）の作成、広告掲載の開始までをトータルでサポートしてくれるのが、スポンサードサーチの「アシストプラン」だ。

編集部では『インプレス標準教科書シリーズ　NGN教科書』（インプレスR&D刊）の販促のため、アシストプランを実際に利用してみた。今回は、前回の申込後にオーバーチュアから届いた「提案書」の中身をご紹介しよう。

10ページにわたる提案書が到着！

アシストプラン申し込み手続き完了後に、オーバーチュアお客様センターから電話が来た。その中で、申し込み内容を1つずつ確認し、疑問点の解消を行い、広告内容に対するイメージを編集部側とオーバーチュア側で細かく共有することができた。

そして、申し込みから3営業日目。ついに、「提案書」がメールで到着した。

メール本文には、提案書の内容を確認の上、必要事項に答えて返信するよう書かれている。さっそく、添付の提案書の内容を確認してみよう。

提案書は、10ページにわたるPDFファイルで、以下の3パートで構成されている。

オーバーチュアの特徴、提案書について
キャンペーン概要
広告・キーワードの提案

「1．オーバーチュアの特徴、提案書について」は、提案書の受領から広告掲載開始までの流れ、スポンサードサーチの基本的な仕組みがコンパクトにまとめられたもの。検索連動型広告を利用するのが初めてという場合は、しっかり目を通しておくと参考になる。

「2．キャンペーン概要」及び「3．広告・キーワードの提案」が、オーバーチュアの専任スタッフが作成したスポンサードサーチの提案書になっている。

スポンサードサーチでは、（1）キャンペーン、（2）広告グループ、（3）キーワードと広告、という3段階の管理単位で広告を運用・管理する仕組みになっている。キャンペーンの中に広告グループを複数設置し、広告グループの中にキーワードと広告を登録するという構造だ。今回は、キャンペーンを1つ、広告グループが4つ、そして各広告グループにそれぞれ2つの広告と最大83個のキーワードが提案された。具体的には下図のとおりだ。

各広告グループの広告文とキーワード数。

8パターンの広告・144語のキーワードが提案

提案書ではまず、「キャンペーン概要」の中で、指定した月間予算（今回は5～10万円の範囲に指定）でどの程度の広告効果が見込めるかを、インプレッション数（広告の表示回数）やクリック数の予測値で示している。

キャンペーン概要のページ。

なお、これらの予測値は入札価格と過去の履歴に基づいて算出されたものであり、記載された数値を保証しているわけではない点に注意が必要だ。

次頁以降の「広告・キーワードのご提案」では、各広告グループの広告と登録キーワード、及び各キーワードの予想インプレッション数、予想クリック数、予想月間コストの予測値を個別に確認できる。

広告・キーワード提案内容の一部。

「NGN関連書籍」の広告グループには、NGNや次世代ネットワークに関するキーワードが46語登録され、それらのキーワード群にマッチする広告が2パターン提案された。スポンサードサーチでは、広告グループに複数の広告を登録しておくと「広告最適化機能」が有効になり、クリック率の高い広告を高頻度で表示できる仕組みになっている。アシストプランで2種類の広告を提案してくれるのは、この「広告最適化機能」を活用するためだろう。

同様に「インプレス」「ネット関連書籍」の広告グループでも2つの広告が提案され、それぞれ8語、83語のキーワードが選定された。

また「希望キーワード」の広告グループでは、アシストプラン申し込み時に入力した13語のキーワードのうち、7語が選定・提案されていた。

提案されたキーワードの総数は「希望キーワード」も含めて144語。広告は合計8種類だ。これだけの数のキーワード・広告を考える手間を省くことができるのが、やはりアシストプランの最大の利点だろう。

メールに返信して、広告掲載を開始しよう

提案書が添付されたメールには、「アカウント有効化」「掲載開始日希望日」「1日の広告予算」の3項目についてを確認するメッセージが記載されている。上記3項目について回答の上、メール返信すれば、オーバーチュア側でメール確認後、2営業日以内に提案書に記載されたキャンペーン内容で広告掲載がスタートするのだ。これが、アシストプランのもう1つのメリット。自分で管理画面を操作して、広告やキーワードを登録する必要がないのだ。

スポンサードサーチの管理画面は直感的に操作できるとはいえ、100以上ものキーワードを管理画面から自分で登録するのはそれだけでも骨が折れる作業だ。操作に慣れていない人は、キャンペーンや広告グループを作成し、いくつもの広告・キーワードを登録するだけで半日は費やしてしまうかもしれない。この単純作業をまるまるおまかせできてしまうだけでも、価値のあるサービスだと感じた。

編集部では、アカウント有効化に同意の上、掲載開始希望日の項目で「アカウント有効化後、すぐに掲載を開始する」とした。また1日の予算は、推奨予算としてメールに記載されていた金額（2,000円）をそのまま入力し、メールを返信。2営業日後に、広告掲載がスタートした。次回は、広告が実際にどのように運用されているかをレポートする。