5分で分かる「リスティング広告の自動化ツール」で出来ること/出来ないこと

リスティング広告運用の効率化・自動化のポイントとは

2018年11月28日 15:43

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。
また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

リスティング広告の運用には数多くの「作業」が存在します。キーワード選定作、アカウント設定、入札管理、レポート作成などです。

 

一昔前と比べて、これら作業はテクノロジーの進化によって大幅な自動化が可能となっています。しかし、リスティング広告の自動化運用については、まだまだ一部の企業でしか 利用されていません。

 

当記事では、リスティング広告の自動化ツールで出来ること、出来ないことを伝えていきます。リスティング広告運用の効率化、自動化に興味ある人にとってきっかけとなる内容としてお届けできれば幸いです。

 

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目次

1.リスティング広告の自動化ツールで出来ること

1-1.キーワード選定

1-2.アカウント設定

1-3.キーワードの進捗・自動入札

1-4.レポート作成

2.自動化しにくいこと

2-1.新しいキーワード選定

2-2.クリエイティブの「切り口」設定

2-3.クリエイティブ作成

まとめ

1.リスティング広告の自動化ツールで出来ること

1-1.キーワード選定

リスティング広告運用でも最も重要となるキーワード選定をサポートするツールです。完全に自動化出来ているツールはありませんが、Googleが提供する複合キーワードごとの月間検索ボリュームが調査出来る「キーワードアドバイスツール」を初めとして、キーワード選定に役立つツールは多数あります。

ただし、関連性が低いキーワードが大量に出てきたり、逆に拡張性が低すぎて本当に重要なキーワードが出なかったり、まだまだ人による取捨選択が必要です。

リスティング広告の自動化ツールでは、これら課題に対して「関連性や拡張性」を考慮するため、キーワードの”語意”を踏まえたりなどして、より効率的かつ効果的なキーワード選定が出来る工夫がされています。

・Googleキーワードアドバイスツール

・GoogleAnalytics

・Googleサーチコンソール

・サジェストツール

・競合注力キーワード

・組み合わせキーワード作成ツール

 

1-2.アカウント設定

リスティング広告の各種設定作業を効率化出来るツールです。具体的には下記のような作業を自動化します。

・キーワードの作成&設定機能

・広告クリエイティブの作成&設定機能

・広告のリンク作成&設定機能

・アカウント構造変更&設定機能

・ディスプレイ広告の初期設定機能

・ディスプレイ広告の編集機能

・登録アカウント情報の一覧機能

・アカウント設定情報の変更機能

・「Yahoo!プロモーション広告」と「GoogleAdWords」のフォーマット対応

 

1-3.キーワードの進捗・自動入札

リスティング広告出稿を開始してから日々の入札・運用管理を自動化することが出来ま す。

・毎日の進捗管理(予算消化状況、当月着地予想)

・広告グループ単位での入札最適化機能

・キャンペーンごとの自動入札設定(ON・OFF)

・キーワード単位での入札最適化機能

・媒体を横断した入札最適化機能

・検索・ディスプレー広告を横断した入札最適化機能

・サードパーティーツールのCVデータを活用した入札最適化機能

 

1-4.レポート作成

リスティング広告の運用状況を把握するために必要なレポート作成作業を自動化します。 具体的には下記のようなレポートを自動作成することが出来ます。

レポート作成作業に不慣れな場合、自動化ツールの利用有無で作業工数がかなりの割合で削減できたという事例もあります。

自社利用はもちろんのこと、代理店としてクライアント向けにレポート提出することが求められる場合などにも有用です。

・月次レポート(代理店利用の場合、クライアントごとにレポート作成可能)

・アラート機能(レポートを設定したタイミングでメール送付)

2.自動化しにくいこと



現状、自動化ツールで対応しにくいのは下記の通りです。ただし、テクノロジー進化と共に自動化出来る範囲が拡がってくるのは間違いないです。

 

2-1.新しいキーワード選定

リスティング広告の自動化ツールは、基本的に既存データを元に最適化を行っていきます。世の中にまだ存在していない、新しいニーズやキーワードについては、まだまだ対応 しきれていません。



特に新しい商品やサービスについては、まだ世の中のニーズが顕在化していないため、どのようなキーワードを設定するのが良いかは、リスティング広告を運用する人次第になってきます。こちらについては、マーケティングに関する話になってきますので、ここでは割愛します。

 

2-2.クリエイティブの「切り口」設定

自社の商品・サービスを訴求する「切り口」を決めるのは、どうしても人的な対応になってきます。切り口とは、ターゲットに対して効果的な表現方法のことです。

例えば、ノンアルコールビールをドライバーに向けて売る場合は「飲んでも酔わない」という表現になりますし、妊婦向けであれば「赤ちゃんが居ても安心」といった表現になる ということです。

ターゲットも気付けていないことを、切り口としてうまく表現出来ると、広告効果を大きく高めることが可能です。このような切り口については、まだまだテクノロジーでは解消が出来ないことのひとつです。

 

2-3.クリエイティブ作成

広告タイトル、説明文を細かく設定することは難しいです。

自動化ツールでは予め設定されたキーワードや説明文フォーマットパターン数は限られます。キーワードごとに微妙に異なる訴求まで対応するには、やはり一つ一つ目視チェック していくしか無いのが現状です。

まとめ

今回ご紹介したとおり、リスティング広告で効果を出すために必要な「作業」は多数ありますが、現在ではテクノロジーの進化とともに、自動化出来る範囲が拡がってきています。

機械に任せられる「作業」はなるべく機械に任せて、浮いた時間で人間しか出来ない付加価値高い「仕事」に集中出来る環境づくりを行ってみてはいかがでしょうか?

 

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