メーカーの高度な技術力からわかる、Webマーケティングに必要な2つの事
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実家に帰って、親・兄弟が集まる時、どのような話をしますか?
うちの実家での話題は決まって「最近仕事どない?」です。
大阪弁で言えば「儲かってまっか~」というやつです。
メーカーの技術職である弟の話は、
かなり専門的な領域で、僕にはよくわからない事が多いのですが、ようやくピンと来ました。
というのも、今社内でホットな「生産性」というキーワードが出てきたからです。
弟の職種はCAE、Computer Aided Engineerの頭文字を取ったものです。
開発したトナーや設計した複合機が要求性能を満たすかどうか、
実際に生産する前にコンピュータ上でシミュレーションして最適化してゆくのが主な役割です。
大手メーカーは、大量生産ありきの為、高度な生産性を求められます。
開発期間の短縮・コスト削減・品質向上など、これらの厳しい要求を満たすには、
CAEを有効に活用した製品開発が必須です。
具体的には、複合機の最適化を行っています。
普段、身近な存在である複合機、このプリントの仕組みは、
紙にトナーを静電気でくっつけて、熱で定着させ、冷ました紙が出てくるといったものです。
この流れを効率的に行う事で、
今までにない次元のハイスピードプリントが可能になります。
その為には、少ない熱量で定着できるトナーや熱効率に優れた機構が必要になります。
でも、何をどうすれば良いのか・・・過去のデータだけではわかりません。
そういう時にCAEが、未だ見ぬ未来を試行錯誤を繰り返しながら、
「これだ!」と確信に至る設計を生み出すそうです。
上記は「品質向上」に関する事ですが、
他に、部品数減少による「工程削減」など、様々な取り組みを行なっているようで、
まさに「生産性の向上」の為の仕事と言えます。
そんな中で、重要な気付きが2つありました。
ひとつは、
精度の高いシミュレーションで、具体的な仮説を導き出す事により、
未来に近づくことができる点。
もうひとつは、
それが生産性向上に必要不可欠である点です。
あらためて、メーカーの高度な技術力に感激すると共に、
広告やWebサイトの最適化など、自身の仕事ひとつとっても、
まだまだ取り組み方を改善すべき点が多い事に気付かされました。
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【「鮮やかに伝わる」Webマーケティング的クリエイティブ】
日々思いついた仮説等をアウトプットすることにより、可能な限りオープンにノウハウ共有します。またそこから新たなインプットを得る事を目指します。
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