『700%増大!スマホECサイトの売上拡大ポイントを検証(2011年)』
スマホが騒がれているのに、スマホのECサイト利用率は0.8%程度。まだスマホでのEC利用は抵抗があるのか?
2012年1月10日 5:49
「スマホが騒がれているのに、スマホのECサイト利用率は0.8%程度。まだスマホでのEC利用は抵抗があるのか?」
と思っていた2011年の1月でしたが、2011年5月頃からスマホEC利用者が急増し、結果的に2011年12月はスマホEC利用率が30%以上にまで飛躍しました。2011年はスマホECが激変した、まさに『スマホEC元年』でした。 ここまで来れば『いつインターネット接続でモバイルがPCを上回るのか』ということが気になります。今年になるのでしょうか?昨年のスマホEC利用状況を検証
下図(Y軸は%)を参照ください。
画像を見るaishipでのスマホEC利用率は2011年1月:0.8%⇒2011年12月:32%にまで拡大しました。
下図2011年4月-12月の『aishipECサイトのスマホアクセスと利用状況(Y-1軸がアクセス数、Y-2軸が購入回数)』を参照して検証すると
画像を見る期間でスマホアクセス数は3.2倍、購入回数(利用数)は7.4倍とスマホEC利用者が急増し、直近でアクセス数と購入回数の増加率が逆転している状況です。
この状況は以前の記事『スマートフォンECは携帯・PCより2倍売れる!~高い!スマホECサイト転換率(CVR)~』のように、スマホECは競合が少ない割にユーザが多く、スマホECに取組んでいるECサイトは“非常においしい”市場になっていることを表しています。
2011年12月の年末商戦にはこの状況が如実に現れ、スマホに積極取組したECサイトは軒並み月次売上高が急拡大し、更に広告の費用対効果がよいという結果が出ています。
一方ガラケーの状況は、下図『aishipECサイトのガラケーアクセスと利用状況(Y-1軸がアクセス数、Y-2軸が購入回数)』を参照ください。
画像を見るガラケーアクセス数は3割減、スマホの立ち上がりと同時期にガラケーのアクセスは減少傾向を強めています。しかし購入回数は1.5倍と微増傾向で、『ガラケーのヘビーユーザは根強く顕在』というところです。昨年のECサイト(個店)の状況から売上拡大のポイントを検証
ガラケーでもよく売れている商品はスマホでもよく売れています。中でもカラコンやウィッグは顕著です。立上げ6ヶ月目の12月に、月商4000万円を超えたカラコンECサイト様は、やはりスマホ集客の取り組みを強化されていました。 またウィッグでは、スマホ集客に積極投資されたECサイト様は12月に驚異的な売上拡大となり、ガラケーの受注回数をスマホの受注回数が上回っている状況です。これは『スマホ集客への積極投資』が結果を出している証拠です。 同じウィッグECでスマホサイトは強化されても、スマホ集客にそこまで積極投資されなかったECサイト様は売上微増に終わっている状況です。 スマホ集客は先駆者がいないため効果が不明で、資源投下には勇気が要りますが、勇敢に積極投資された方は、“釣り人が少なく、魚がたくさんいる池で爆釣した”状況です。『スマホ集客への積極投資』がまさに明暗を分けている状況です。 ではこれまでモバイルECで伸び悩んでいたカテゴリはどうでしょうか。先日の記事『~事例で見る~ 転換率を上げるスマートフォンECサイト2つの工夫』で紹介した特選松坂牛専門店やまと様(http://ohniku.jp/)は11月末にLPの強化とPCからのリダイレクトを実施され、12月売上高は前年比:390%(前月比:760%)と大きく拡大されました。 また11月にスマホ取組を強化されたジュエリー販売のe宝石屋(JBC)様(http://pairj.jp/)も12月売上高は前年比:240%、前月比:300%と大幅に拡大されました。(JBC様の取組は近く紹介予定)
画像を見る
画像を見る両社長にお話をお伺いすると『想定以上にスマホでよく売れた』とのことです。
特に注目はスマホ集客に積極投資されたやまと様のスマホ受注回数が12月にガラケーを抜いていることです。- 11月 ガラケ:スマホ=89%:11%
- 12月 ガラケ:スマホ=44%:56%
