【ライブ配信セミナー】ポリ乳酸の基礎から技術・市場開発最前線まで 12月3日(金)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2021年11月11日(木)
CMCリサーチ
本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。

先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「ポリ乳酸の基礎から技術・市場開発最前線まで」と題するセミナーを、 講師に望月 政嗣 氏 元京都工芸繊維大学特任教授、工学博士(京都大学)、高分子学会フェロー)をお迎えし、2021年12月3日(金)10:00より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:49,500円(税込)、 弊社メルマガ会員:44,000円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。 セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!  https://cmcre.com/archives/82754/ 質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。


近年の地球温暖化や海洋プラスチック汚染問題に代表される地球環境・資源・廃棄物問題の中で、グリーン・イノベーションの旗手としての植物由来生分解性プラスチックであるポリ乳酸が一躍脚光を浴びています。従来の既成概念や価値観を根底から覆す真のイノベーションとは、顧客のニーズから生まれるのではなく、供給者自らがイニシアティブを握り顧客の目に見えないニーズを創発することである。
数ある生分解性プラスチックの中で、なぜポリ乳酸が選択されるのか?本講ではその学術的・技術的基礎を明らかにすると共に、ポリ乳酸の高性能・高機能化技術と製品・市場開発の最前線を踏査します。技術開発における死の谷を乗り越え、ダーウインの海を泳ぎ切るイノベータに求められる資質と能力、そしてポリ乳酸製品事業とは?

1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:ポリ乳酸の基礎から技術・市場開発最前線まで
   ~ グリーン・イノベーションの旗手 ~
開催日時:2021年12月3日(金)10:00~17:00
参 加 費:49,500円(税込) ※ 資料付
  * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
  * アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:望月 政嗣 氏 元京都工芸繊維大学特任教授、工学博士(京都大学)、高分子学会フェロー

【セミナーで得られる知識】
◇ イノベーションの正しい理解と、それを遂行するために求められる資質と能力
◇ 21世紀の地球環境保全と資源循環型社会に向けての国内外動向
◇ ポリ乳酸の基礎と生分解特性、高性能・高機能化技術
◇ ポリ乳酸の成形加工と用途・製品・市場開発動向

※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/82754/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。


3)セミナープログラムの紹介
1.イノベーション(Innovation)とは?
 1.1 J.A.シュンペーターによる「新結合」の概念提唱:「経済発展の理論」(1912)
 1.2 持続的イノベーションと破壊的イノベーション
 1.3 経営の神様P.F.ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」
 1.4 イノベーションを阻む見えない「ガラスの壁」をブレイク・スルーするには!?
 1.5 C.M.クリステンセンの「イノベーションのジレンマ
 ―技術革新が巨大企業を滅ぼす時」…なぜ優良企業が、優れた経営が失敗するのか?
 1.6 個々の技術力に勝る日本企業が、何故事業で敗れるのか?…WhyやWhatを語らないHow to病の日本!
2.地球環境・資源・廃棄物問題と生分解性プラスチック
 2,1 地球環境・資源・廃棄物問題の抜本的解決のために
  1) 海洋プラスチック汚染問題の正しい理解と生分解性プラスチックの役割
  2) 地球上に生命が誕生して 38 億年、地球はなぜ廃棄物で埋もれなかったのか?
  3) 自然界が有する真のリサイクルシステムである炭素循環へのリンク
 2.2 生分解性プラスチックの識別表示と環境負荷低減効果
  1) グリーンプラ・マーク…日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示制度
  2) カーボン・フットプリント…LCAによる環境負荷の客観的・定量的評価
 2.3 持続的な資源循環型社会の建設のために
  1) 欧米グリーンガイド指針
  2) 食品残渣や食品容器・包装材のバイオリサイクル(堆肥化又はバイオガス化)
 2.4 世界の法規制と業界動向
  1) 世界の法規制動向
  2) 業界動向…世界ラーメンサミット「大阪宣言」でラーメン容器を生分解性に!
3.ポリ乳酸の基本特性と高性能・高機能化技術
 3.1 ポリ乳酸の基本特性
 3.2 安全衛生性
  1) 食品衛生性…食品衛生法370号、ポリ衛恊、FCN、EU
  2) 抗菌・防カビ性…生分解性にも拘らず、なぜ抗菌・防カビ性を発現するのか?
  (1) ネズミ食害試験
  (2) プラスチックのカビ抵抗性試験…JIS Z-2911
  (3) 生鮮イチゴ収納容器のカビ抵抗性試験
  (4) 繊維の抗菌・防カビ性試験…繊維製品新機能評価協議会・抗菌防臭加工基準
  (5) 消費者から届けられた声
 3.3 耐熱性(透明耐熱性)、寸法安定性、成形加工性
  1) 第二世代ポリ乳酸…高L組成PLA(high%L PLA), %D<0.5%,
  2) 結晶化促進剤…分散型核剤(溶解型核剤)、マルチ機能改質剤
  3) 結晶化促進剤の成形加工分野別選択指針
 3.4 耐衝撃性
  1) 耐衝撃性改良剤…可塑剤、PLA+PBAT又はPBSブレンド体
  2) 耐衝撃性と耐熱性との両立…マルチ機能改質剤
4.ポリ乳酸の生分解機構と分解制御技術
 4.1 生分解機構…非酵素分解型(加水分解型)
 :2段階2様式の特異的な生分解機構
 4.2 分解開始・速度の支配的因子と制御機構
  1) PLAの2段階2様式の特異的な生分解機構…生分解性と耐久性の両立
  ・第一ステップ…化学的加水分解(分子量、強度低下による形状崩壊)
  ・第二ステップ…(1)で生成した水溶性乳酸を微生物が資化・代謝(生分解)
 2) Tg:58℃≒堆肥化施設温度…分解開始のトリガー(自動スイッチオン機構)内包
 4.3 PLAの分解速度の制御…残留ラクチドとCOOH末端基濃度と製品寿命
  1) タイプS(残留ラクチド:多)…分解速度速い/製品寿命短い
  2) タイプM(残留ラクチド:少)…中程度
  3) タイプL(COOH 末端基封鎖)…分解速度遅い/製品寿命長い
 4.4 PLAの様々な環境下における(非)分解挙動と応用展開
  1) 生体内…生体内分解吸収性医用材料(タイプS)
  2) 自然環境下(土壌、海水)…農林・園芸・土木・水産資材(タイプM)
  3) 再資源化/バイオリサイクル(堆肥化またはバイオガス化) …使い捨て容器・包装資材、生活・衛生・雑貨(タイプM)
  4) 高温・高湿下(自動食器洗い機)…リターナブル食器(タイプL)
  5) 再資源化/マテリアルリサイクル…リターナブル食器、電気・電子機器筐体・部品、産業資材、自動車内装材(タイプL)
5.ポリ乳酸の成形加工と製品・市場開発最前線
 5.1 成形加工性とは?
 5.2 結晶性高分子の結晶化挙動…Melt CrystallizationとCold Crystallization
 5.3 高性能・高機能性ポリ乳酸一次加工製品群(繊維・不織布、フィルム、射出・発泡・押出・ブロー成形用樹脂)…テラマック(Terramac)(R)/ユニチカ
 5.4 ポリ乳酸の製品・市場開発動向
  1) 食品容器・包装材…青果物容器、使い捨て食器具、インスタントラーメン容器、紙コップ、リターナブル食器、ティバッグ、生ゴミ袋、生ごみ水切りネット
  2) 農林・土木・園芸・水産分野…農業用マルチフィルム、防草・植栽シート、バーチカルドレインシート、植樹ポット、シェ-ルガス採掘、目止材、養殖筏浮き
  3) 生活雑貨分野…レジ袋、エコバッグ、タオル、ワイパー、シュリンク包装、ラベル、封筒窓貼り、ブリスターパック
  4) 耐久性構造材料…電子機器筐体・部品、自動車内装材、ヘルメットライナー3D プリンター用フィラメント
6.質疑応答

4)講師紹介
【専 門】
高分子材料科学、特にバイオプラスチックや生分解性プラスチック、高分子の高性能・高機能化材料設計と成形加工技術、繊維・不織布の構造と物性
【経 歴】
1968年 京都大学 工学部 高分子化学科卒。京都大学 工学部 助手を経て 1969年 ユニチカ(株) 入社、中央研究所から大阪本社 技術開発企画室を経て 2003年 理事、テラマック事業開発部長。この間 山形大学と京都工芸繊維大学 客員教授 京都工芸繊維大学 バイオベースマテリアル研究センター 特任教授 兼務。
2007年 ユニチカ(株) 定年退職後、京都工芸繊維大学 繊維科学センター 特任教授(常勤)として 5年間勤務。この間、日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示委員会 委員長、(社)繊繊学会理事関西支部長等を歴任。
【受賞歴】
繊維学会 功績賞、日経BP 技術賞、その他。
【著 書】
「生分解性プラスチック入門―生分解性プラスチックの基礎から最新技術・製品向まで―」(CMCリサーチ)
「生分解性プラスチックの素材・技術開発―海洋プラスチック汚染問題を見据えて―」(NTS)
「バイオプラスチックの素材・技術最前線」(シーエムシー出版)
「生分解性ポリマーのはなし」(日刊工業新聞社)、他
セミナーの趣旨
近年の地球温暖化や海洋プラスチック汚染問題に代表される地球環境・資源・廃棄物問題の中で、グリーン・イノベーションの旗手としての植物由来生分解性プラスチックであるポリ乳酸が一躍脚光を浴びている。従来の既成概念や価値観を根底から覆す真のイノベーションとは、顧客のニーズから生まれるのではなく、供給者自らがイニシアティブを握り顧客の目に見えないニーズを創発することである。
数ある生分解性プラスチックの中で、なぜポリ乳酸が選択されるのか?本講ではその学術的・技術的基礎を明らかにすると共に、ポリ乳酸の高性能・高機能化技術と製品・市場開発の最前線を踏査する。技術開発における死の谷を乗り越え、ダーウインの海を泳ぎ切るイノベータに求められる資質と能力、そしてポリ乳酸製品事業とは?

5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

【セミナー対象者】
・生分解性プラスチックの基礎から最先端技術の取得を目指す初級~中級技術者、生分解性プラスチックを用いての成形加工・加工品に興味のある方

☆詳細とお申し込みはこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/82754/

6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇 3D時代を創り出す AR/VR/MR機器とマイクロディスプレーセットと表示デバイスの種類、光学部材、
  参入企業、表示の課題
  開催日時:2021年11月19日(金)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86314/

〇 5G/6G時代に対応するFPC最新市場・技術動向
  開催日時:2021年11月19日(金)13:00~17:00
  https://cmcre.com/archives/86346/

〇 基礎からわかるマイクロリアクタと新技術との融合
  開催日時:2021年11月19日(金)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/83443/

〇 高吸水性樹脂の基礎と応用、および生分解性付与
  開催日時:2021年11月22日(月)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/84480/

〇 5G・次世代自動車に対応するSiC/GaNパワーデバイスの技術動向と課題
  開催日時:2021年11月22日(月)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86423/

〇 蒸留の基礎・応用と装置簡易設計法
  開催日時:2021年11月24日(水)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/85339/
 
〇 核酸医薬品開発におけるドラッグデリバリーシステムとナノ粒子技術の役割
  開催日時:2021年11月24日(水)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/85940/

〇 セルロースナノファイバーの最新動向とプラスチック複合化技術
  開催日時:2021年11月24日(水)12:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86328/

〇 企業での材料研究に使える第一原理計算・マテリアルズインフォマティクス
  開催日時:2021年11月25日(木)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86453/

〇 ウェットコーティング・単層、重層塗布方式の基礎とダイ膜厚分布・特許・塗布故障
  開催日時:2021年11月25日(木)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86660/

〇 再生医療に役立つ足場材料研究開発の最前線
  開催日時:2021年11月25日(木)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/85024/

〇 第一原理計算 入門 ~ 原理の把握と実践的な知識・ノウハウの習得 ~
  開催日時:2021年11月26日(金)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/83462/

〇 レジスト材料/プロセスの基礎知識と実務上の最適化技術
  開催日時:2021年11月26日(金)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/87721/

〇 ゼオライトの基礎と合成・応用技術
  開催日時:2021年11月26日(金)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/83783/

〇 水熱・超臨界水技術による資源変換・高付加価値化・循環利用
  開催日時:2021年11月26日(金)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86392/

〇 珪藻を用いた燃料・有用物質の生産と低コスト化
  開催日時:2021年11月29日(月)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86757/

〇 バッテリマネジメント、及びセルバランス技術の基礎と応用
  開催日時:2021年11月29日(月)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/85373/

〇 ゲノム編集の基礎と応用
  開催日時:2021年11月29日(月)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/86987/

☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

7)関連書籍のご案内
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
                                           以上
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