Claude Partner Network認定パートナーのplayknot、Claude CodeとComputer Useを解説
AIが環境を見て、ツールを使い、複数ステップで作業する時代に必要な基礎理解を整理

株式会社playknot(本社:東京都渋谷区、代表者:本屋敷 匠真・山口 恭兵)は、Claude Partner Network 認定パートナーとして進めるClaude活用知見の公開企画第3弾として、Claude Code、Computer Use、AIエージェントに関する基礎知識を公開しました。
※本リリースは、Claudeの基礎機能からAIエージェントの実践活用までを段階的に整理するシリーズ全3回の第3回です。
Claude Codeはエージェント型のコーディングツール、Computer UseはClaudeが画面を認識し、マウスやキーボードによる操作を提案・実行するための機能です。
これらは単なる便利ツールではなく、これからのAI活用を考えるうえで重要な示唆を持っています。
従来のAIは、主にユーザーの質問に対してテキストで回答する存在でした。しかし、AI活用は今後、環境を観察し、必要なツールを選び、複数ステップで作業を進める方向へ拡張していくと考えられます。
■ Claude Codeとは
Claude Codeは、ターミナル上で動作するコーディング支援AIです。開発者は、コマンドライン上でClaudeに指示を出し、コードの読み取り、編集、テスト、Git操作、調査などを依頼できます。
Claude Codeができる主なことは以下です。
- プロジェクト内のファイルを検索する
- コードを読み取る
- ファイルを編集する
- ターミナルコマンドを実行する
- テストを実行する
- Web上のドキュメントを調査する
- Git操作を補助する
- MCP Serverと接続して機能を拡張する
Claude Codeは、単なるコード生成ツールではありません。
プロジェクトの構造を理解し、関連ファイルを読み、実装方針を考え、コードを変更し、テストを実行し、結果を見て再修正するという一連の開発プロセスを支援します。
■ Claude Codeを使ううえで重要な考え方
Claude Codeを効果的に使うには、いきなり「この機能を実装して」と依頼するよりも、段階を分けることが有効です。有効な進め方は以下です。
- /init でプロジェクトを分析し、CLAUDE.mdのたたき台を作る
- CLAUDE.md にプロジェクト固有のルールを残す
- 関連ファイルを読ませる
- まず実装計画を立てさせる
- 計画を確認してから実装させる
- テストを実行させる
- 失敗した場合は原因を確認し、修正させる
特に重要なのは、実装前に計画させることです。
「まだコードは書かず、まず実装方針を整理して」と指示することで、AIがいきなり不適切な変更を加えるリスクを下げ、より安定した開発プロセスを作ることができます。
また、テスト駆動の流れも有効です。最初にテストケースを考えさせ、そのテストを実装し、テストが通るようにコードを書かせることで、AIに明確な成功条件を与えられます。
/initは、初回セットアップではプロジェクトを分析してCLAUDE.mdのたたき台を生成し、すでにファイルがある場合は改善案を提示するためのコマンドです。CLAUDE.mdは、起動した作業ディレクトリから上位にあるものをセッション開始時に読み込み、下位ディレクトリのものは、その配下のファイルを扱う際に読み込まれます。
変更前の整理にはPlan modeを利用できます。CLIのdefault modeでは、ファイル編集、シェルコマンド、ネットワークアクセスなど、許可が必要な操作の実行前に確認を求めます。Claude Code Desktopで編集内容を都度確認しながら進める場合は「Ask permissions」を選択します。企業で制御を徹底する際は、Permissions、Managed Settings、Sandboxを組み合わせ、Hooksを検査や実行前後のチェックに活用できます。
■ Claude APIのComputer Useとは
Claude APIのComputer Useは、Claudeがデスクトップ環境やブラウザを操作できるようにするためのベータ版ツールです。Claudeは画面を見て、クリック、入力、スクロール、ブラウザ操作などを行えます。
ただし、Claudeが端末へ直接接続する仕組みではありません。Claudeが操作要求を返し、利用者側のアプリケーションが用意したコンテナや仮想マシンなどの環境で操作を実行し、その結果をClaudeへ返します。
これにより、テキストやAPIだけでは扱いにくかったGUI上の作業にもAIを活用できる可能性が広がります。
Computer Useで可能になる代表的な操作は以下です。
- Webサイトを開く
- 画面上の情報を確認する
- ボタンをクリックする
- フォームに入力する
- スクロールする
- ブラウザ上で調査する
- デスクトップアプリを操作する
これは、AIが人間のように画面を見ながら作業を進める方向への重要な一歩です。
■ Claude CodeのComputer Use(research preview)
Claude Codeにも、実際の画面を見てアプリを操作するComputer Useがresearch previewとして提供されています。CLI版はmacOS、Claude Code on Desktop版はmacOSとWindowsが対象です。Claude CodeのComputer Useでは、セッション内で初めて特定のアプリを操作する際に、利用者が対象アプリを承認します。ターミナル、IDE、Finder、システム設定など、広い権限につながるアプリには追加の警告が表示されます。
Claude APIのComputer Useが専用のコンテナや仮想マシンで動かす構成を基本とする一方、Claude Code版は承認した実機上のアプリを操作します。そのため信頼境界が異なり、扱う情報やアプリ、実行させる操作を慎重に選ぶ必要があります。
■ AIエージェントとして見るべきポイント
Claude CodeやComputer Useを理解するうえで重要なのは、これらを単なる個別ツールとして見るのではなく、AIエージェントの実例として捉えることです。AIエージェントとは、単に回答するAIではなく、目的に向かって複数ステップで作業を進めるAIです。
AIエージェントには、主に以下の要素があります。
- 目的を理解する
- 環境を観察する
- 必要な情報を取得する
- ツールを選択する
- 実行する
- 結果を確認する
- 必要に応じて次の行動を変える
Claude Codeでは、コードベース、ファイル、テスト結果、ターミナル出力が環境になります。Computer Useでは、画面、ブラウザ、アプリケーションが環境になります。
つまり、AIエージェントを設計する際には、AIそのものの性能だけでなく、どの環境を見せるか、どのツールを使わせるか、どの範囲まで任せるかが重要になります。
■ 企業活用における示唆
AIエージェントの活用は、開発業務だけに限られません。今後は、以下のような領域でAIエージェント的な活用が広がると考えられます。
- 社内資料の検索と要約
- 営業資料の作成支援
- 広告レポートの分析
- 問い合わせ対応
- 契約書や規程の確認
- Webサイトの検証
- 管理画面の操作補助
- データ集計とレポート作成
- 開発プロセスの自動化
ただし、AIに作業を任せるには、適切な制御も必要です。
どの情報にアクセスできるのか、どの操作は人間の承認が必要なのか、実行結果をどのように検証するのかを設計することが重要です。
■ まとめ
Claude CodeとComputer Useは、AIが単に回答する存在から、環境を見て作業する存在へ進化していることを示しています。AI活用の本質は、モデルを使うことだけではありません。
重要なのは、AIに必要な情報を渡し、適切なツールを接続し、根拠を確認できる状態にし、安全に業務プロセスへ組み込むことです。
playknotは、Claude Partner Network認定パートナーとして、今後もClaude、MCP、Claude Code、Computer Use、AIエージェントに関する知識を、実務に役立つ形で発信してまいります。
■ 参考情報
- Claude Code overview- How Claude remembers your project(CLAUDE.md・/init)
- Configure permissions
- Choose a permission mode
- Connect Claude Code to tools via MCP
- Computer use tool(Claude API)
- Let Claude use your computer from the CLI
- Use Claude Code Desktop
■ 初回相談について
playknotでは、マーケティング組織へのAIエージェント導入を検討する企業向けに、初回相談を受け付けています。・どの業務からAIエージェント化できるのか
・Claude Codeを自社の広告・マーケティング業務にどう組み込めるのか
・FigmaやAdobe Illustratorなどの制作ツールとAIエージェントをどう連携できるのか
・個人利用で止まっている生成AI活用を、チーム運用に広げるにはどうすべきか
・実際にどのようなユースケースで成果が見込めるのか、デモを見て確認したい
現状の業務フローをもとに、導入すべき領域と進め方を整理します。ご希望に応じて、社内で実証済みのユースケースをもとにしたデモも紹介可能です。
▶ お問い合わせ:https://ai-marketing.playknot.co.jp/
■ playknotについて
playknotは、AIエージェントの導入支援、業務設計、スキル開発、運用定着を支援する会社です。企業の現場業務にAIを組み込み、実際に使われ続ける仕組みづくりを通じて、組織の生産性向上と新しい働き方の実現を支援しています。
会社名:株式会社playknot
代表者:本屋敷 匠真・山口 恭兵
事業内容:AIエージェント導入支援/AI活用コンサルティング/業務設計/スキル開発/マーケティング支援
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-2 シャトレー新宿御苑II 6F
URL:https://www.playknot.co.jp/
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