【矢作建設工業】新人事評価制度の目標設定に生成AI「目標Chat」を活用

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矢作建設工業株式会社
~AIを社員の壁打ち役とする新たな人財育成アプローチを確立~

 矢作建設工業株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長 高柳充広)は、Luvir Consulting株式会社(本社:大阪市、代表取締役CEO 中川裕貴)の支援を受け、新たな人事評価制度において、社員が目標設定に生成AI「目標Chat」を活用するしくみを確立しました。これは、社員一人ひとりの自律的な思考と言語化を支援する手段として生成AIを活用し、人財育成を加速させるものです。
 これにより、1.目標の質を担保し、2.社員に成長機会を提供するとともに、3.目標設定の負荷軽減(年間で約1,800 時間相当の工数削減見込み)を推進しています。



【制度改定の背景】

 矢作建設工業株式会社は、事業環境の変化に対応するとともに、2030年の目指す姿「課題解決&価値創造型企業」への変革を目指しています。この変革を実現するためには、社員一人ひとりが高い専門性を持って、自律的に自己の役割達成に向けて行動することが不可欠であり、その基盤構築のため、人・組織の課題解決を専門とするLuvir Consulting株式会社と協働し、2025年10月から新たな人事評価制度を導入しました。当該評価制度において、社員が目標設定を行う際に、以下のとおり生成AI「目標Chat」を活用します。

【目標Chatの活用方法と導入効果】

 <生成AI「目標Chat」の活用イメージ>



 1.目標Chatの活用方法
  社員が目標Chatに「現在の等級」「目標の素案」「自分の期待役割」を入力すると、
  当該目標が、1.現在の等級として妥当なレベルか
        2.改善の余地がある場合は、ブラッシュアップした場合の具体例
        3.自分の期待役割に沿っているか
  などが提示されます。
  社員は、目標Chatが示した内容をもとに、自分で内容をブラッシュアップします。

 2.導入効果
  1.目標の質の担保
   目標Chatは、評価制度やその基盤となる等級制度の形骸化を防ぐとともに、
   組織の目標達成に資する目標設定をサポートします。

   例:全社的な視点が求められる管理職の目標が、「自部署に閉じたもの」であった場合
     ⇒等級基準に基づき、「全社的な目標」への修正のヒントを提示する

  2.成長機会の提供
   目標Chatは、社員が作成した目標案を洗練させる「壁打ち役」として機能します。
   社員は、目標Chatと対話しながら自分の目標をブラッシュアップすることにより、
   論理的思考力や抽象化・応用力といった、目標設定に必要なスキルを自律的に養うことが
   できます。

  3.目標設定の負荷軽減
   目標Chatが目標の妥当性・網羅性を確認可能であるため、
   社員が目標を検討する時間、評価者が目標を確認・調整する時間が大幅に短縮され、
   年間で約1,800時間相当の工数削減効果が見込まれます。

 矢作建設工業株式会社は、自律的成長という育成の本質を追求する一環として、目標設定に生成AIを活用することで、全社員の継続的な成長と、2030年の目指す姿「課題解決&価値創造型企業」への変革を推進していきます。

以上

~本件に関する問い合わせ先~
矢作建設工業株式会社 経営企画部 担当:石原
〒461-0004 名古屋市東区葵三丁目19番7号
TEL:052-935-2344 FAX:052-935-5806

Luvir Consulting株式会社 担当:牛島
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館6F
TEL:06-7639-1480 Email:info@luvir.jp
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