子どもにネットリテラシーを伝える視点~「なぜ、知らないか。」

総務省などがバックアップする「安心ネットづくり促進協議会」に協力しています。本活動では、子ども達に「知らないことを伝える」だけでなく……

寺西隆行【Z会】

2009年2月15日 23:10

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「安心ネットづくり促進協議会」http://www.fmmc.or.jp/anshin-net/index.htmlに参加し、普及啓発委員会での活動に力を入れることになりそうです。 もちろん、大切なのは、インターネットの世界で「やってはいけないこと」を伝えると同時に、 “「やってはいけないこと」さえ守っていれば大変便利なものなんだ” という感覚を多くの人に身につけてもらうこと、そのためにはどうすればいいか考えることですね。 さて。 上記のような議論をするときに、 「やってはいけない」ことって何だろう… 「やってはいけない」ことで子どもが知らないことって何だろう… それを書き上げていこう! 書き上げたものを冊子か何かで伝えよう! という順で進むことが多いのですが… “「やってはいけないこと」を(世の中が)知らない、だから「やってはいけない」ことを伝えよう。” だけでは「木を見て森を見ず」になると思います。 いったいどういうこと?かと申しますと… 手元に『小学校で教えるマナー インターネット“絶対にしてはいけない!!”30の法則』(汐文社)があります。 法則を何個か書き上げてみましょう。 ・危険なホームページを見てはいけない! ・危険なソフトをダウンロードしてはいけない! ・かんたんにアンケートに答えてはいけない! ・インターネットショッピングはよく考えなくちゃダメ! ・チェーンメールは転送してはいけない! ・大切な連絡・急ぎの連絡をメールで送ってはいけない! ・無断で他の人のメールを公開したり、転送してはいけない! ・パスワードや名前、住所、電話番号を教えてはいけない! ・掲示板に、本名や住所、電話番号などの「ひみつ」を書き込んではいけない! …うんうん、もっとも、子ども達に伝えなければいけないことばかりですね。 で、この本。 2000年11月の発行なんですよ。 …そう、昔からインターネットの危険性を伝えていく書籍、伝えている人なんてゴマンといるんですよね。 でも伝わっていない、相変わらずキケンなことをする子どもたちがいる。 「なぜ子ども達に“危険な行為”が伝わっていないのか?」 ここを徹底的に考え、その「なぜ」を解決させる仕組みや仕掛けを考えないと、実効性のある対策って打てないですよね。 教育においても同じです。 「数学ができません、どうしたらいいんですか?」 「練習量が足りないのでは…」 「うんわかった、やってみる!」 …という会話だけでは、(これで奏功する場合もありますが、大半は)うまくいかないでしょう。 「なんでできないか」という真相や背景に迫らない、と。 ※だから相談者が「自分のことをできるだけ具体的に開示して相談する」ことは、学習相談においてとーーーっても大事なんですね。

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