グローバルサインが日本の認証局で始めての複数年コードサイニング証明書を発売

山川 健(Web担 編集部)

2008年2月18日 15:42

GMOインターネットグループのGMOホスティング&セキュリティの子会社で、電子認証サービスのグローバルサインは、ソフトウェアにデジタル署名を行う電子署名用証明書「コードサイニング証明書」の複数年対応の提供を2月18日開始する、と2月15日発表した。複数年対応は日本の認証局で初めてという。コードサイニング証明書は流通を経た後でも、配布元からソフトが正規にリリースされ途中で改ざんされていないことが検証でき、Windows Vistaの普及やJavaプラットフォームの拡大によってニーズが高まっている。同社には、MS対応バージョン、Java対応バージョン、MS Office マクロ対応バージョンのラインナップがある。

ユーザーから有効期間の長い証明書を求める声が大きかったことから、同社は今回、すべてのラインナップで2年か3年有効のコードサイニング証明書を発売することにした。価格は、1年が5万9850円、2年が11万3400円、3年は16万3800円。複数年コードサイニング証明書の発売に合わせ、他社のコードサイニング証明書を使っているユーザ向けに「乗り換えキャンペーン」を実施。5月31日までの申し込みで、それぞれ3万9900円、7万5600円、11万250円に割り引く。

グローバルサイン
http://globalsign.co.jp/

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる