「DeNAショッピング」の出店者は追加費用なしで不正リスクの高い注文を検知可能に
かっこの不正検知サービス「O-PLUX」を「DeNAショッピング」に導入
2016年4月14日 7:00
この記事は、姉妹サイトネットショップ担当者フォーラムで公開された記事をWeb担当者Forumに転載したものです。

不正検知サービスの、かっこは4月11日、不正注文を検知するサービス「O-PLUX(オープラックス)」をディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するショッピングモール「DeNAショッピング」に導入したと発表した。「DeNAショッピング」に出店する事業者は追加の費用負担なしで、不正リスクの高い注文に対応することができる。
「O-PLUX」は個人情報保護に留意した消費者の氏名などを、判別できない取引データとして導入企業から取得。過去の不正取引の手口、未回収となった取引、企業の枠を超えたネガティブ情報との類似性をリアルタイムで解析し、企業が目視審査や未回収の処理に掛けているコストの削減と、審査の精度や速度の向上を実現させるサービス。
不正が検知された場合、DeNA側に不正の可能性があるとの情報が通知され、その情報をもとに、DeNAから店舗に対して不正注文が高い注文であるといった連絡を入れる仕組み。
契約は、かっことDeNAとの間で行われるため、出店者は追加費用などなしで不正検知サービスを利用できるようになる。
なお、かっこでは「DeNAショッピング」に「O-PLUX」を導入することで、幅広い注文データ解析による不正検知の精度向上が見込めるとしている。

オリジナル記事はこちら:「DeNAショッピング」の出店者は追加費用なしで不正検知可能に(2016/04/11)
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この記事の筆者
中川 昌俊(ネット担当者フォーラム)
大学在学中に起こったアメリカ同時多発テロに触発されて、紛争地などの取材を開始。
ただし、実力もコネもないフリーライターがうまくいくような世界ではなく、たまたま記者を募集していた通販・訪販の専門紙新聞社に入社。
EC業界を取材する記者として8年間勤めたのち、ネットショップ担当者フォーラムに記者として参加。
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