さくらインターネット、オフィスのIT環境をデータセンターへアウトソースするサービス

神野恵美(Web担 編集部)

2007年7月26日 20:18

さくらインターネットは7月26日、オフィスの業務環境をデータセンターにアウトソースできるサービス「ビジネスホスティング」の提供を2007年7月31日に開始すると発表した。

「ビジネスホスティング」は、顧客ごとに専用のシステム環境を用意し、オフィス内の各クライアントPCに分散していた様々なデータやアプリケーションを、システム上で一元管理することを可能にするサービス。スケジュール管理や電子メールなどのグループウェア、セキュリティを強化したファイルサーバー、リモートからログインして利用するデスクトップ環境をデータセンターに集約し、インターネットを介して利用できる。

具体的には、「Exchange」「セキュア・ファイラー」「リモート デスクトップ」の3つのアプリケーションと、データ保存領域として、無制限、不停止で拡張可能なSANストレージの提供を行う。

また、各データは24時間365日の保守運用体制のデータセンターで管理されるため、データ損失の回避、情報漏えいのリスク軽減、内部統制の強化など、企業が抱える問題解決に貢献する。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる