LINEヤフーが「Yahoo!リアルタイム検索」でXの「インプレゾンビ」やスパム対策を強化

不自然な投稿を自動的に検知、検索結果に表示されないようフィルタリングする機能実装

LINEヤフーは、X(旧Twitter)に投稿されたポストをログインなしでリアルタイムに検索できる「Yahoo!リアルタイム検索」で、いわゆる「インプレゾンビ」やスパムなど不自然な投稿への対策を強化していると8月28日に発表した。ユーザーが安心して適切な情報にアクセスできる環境を実現するため、インプレゾンビやスパムなどの行為をするアカウント・ポストを表示しないようフィルタリングを強化した。

違反報告機能に「インプレッション(閲覧回数)目的の投稿である」を追加

インプレゾンビは、主にXで投稿者がインプレッション(閲覧回数)による収益を得るために、トレンドワードやよく見られているポストに自身のポストを紐づけて意図的に他の利用者に表示させるもの。こうした不自然な投稿を自動的に検知し、各種検索結果に表示されないようフィルタリングする機能を実装した。投稿の手法や傾向の変化に応じて、フィルタリング機能は随時アップデートしていく。

ユーザーがこれらの投稿を報告できるようにするため、違反報告機能「ポストを報告する」の選択項目に「インプレッション(閲覧回数)目的の投稿である」という項目を追加した。不自然な投稿の増加によって、情報収集の際に有用なポストや、人々のリアルな意見・主張のポストが埋もれて見つけづらいなど、「Yahoo!リアルタイム検索」のユーザーに好ましくない体験を提供してしまうケースが発生していた。

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