2022年にもっとも視聴人数が多かったテレビ番組は? トップ5は2シリーズが独占【ビデオリサーチ調べ】

ドラマ・バラエティ・スポーツ・アニメ・音楽の各ジャンルでトップ5を算出。

ビデオリサーチは、2022年のテレビ番組について、総合視聴率を元に「全国推計視聴人数」を算出した結果を発表した。全国32の全放送エリアのリアルタイム視聴/タイムシフト視聴(7日内再生)を対象にしている。

FIFAワールドカップ2022とNHK紅白歌合戦に迫る第3位は?

この調査では、「平均視聴人数」(その番組の放送時間を通して、平均でどれだけの人が視聴していたかを推計した値)と、「到達人数」(1分以上の番組視聴を“見た”と定義し、その番組がどれだけの人が視聴したのかを推計した値)を算出している。ドラマ・バラエティ・スポーツ・アニメ・音楽の各ジャンルでトップ5を発表した。

その結果、全ジャンルを通じて最も視聴者が多かったのは、「FIFAワールドカップ2022 日本×コスタリカ」で平均視聴人数3449.0万人、到達人数6198.7万人を記録した。FIFAワールドカップ2022は、4位「日本×ドイツ」平均視聴人数2619.3万人、5位「日本×クロアチア」同2323.0万人もトップ5圏内だった。

2位・3位は「第73回 NHK紅白歌合戦」で2位(後半)で同3377.9万人、3位(前半)で同3034.2万人となり、FIFAとあわせこの2番組シリーズがトップ5を独占した。

その他ジャンルについて見ると、ドラマで平均視聴人数が多かったのは「ミステリと言う勿れ」「DCU」「カムカムエヴリバディ」の順、バラエティでは「M-1グランプリ」「芸能人格付けチェック・正月スペシャル」「24時間テレビ」の順、スポーツは前述のとおりFIFAワールドカップ、アニメは「鬼滅の刃・遊廓編」「サザエさん」「金曜ロードショー・名探偵コナン 本庁の刑事恋物語」の順、音楽はNHK紅白歌合戦に続き「ジャニーズカウントダウン2022→2023」の順で上位を占めている。

平均視聴人数で見ると、FIFAワールドカップ2022とNHK紅白歌合戦に続いて数値が高かったのは、「北京オリンピック カーリング女子決勝 日本×イギリス」2035.2万人、「ミステリと言う勿れ」2023.3万人などだった。

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