アドビがマルチメディアコンテンツ作成ツール「Adobe Creative Cloud Express」の提供開始

ウェブ版とモバイル版を展開、コンテンツと機能制限の無料版も、「Adobe Spark」を置き換え

米国アドビの日本法人、アドビは、米国本社がウェブサイト、SNS、プレゼンテーション資料などで使用するマルチメディアコンテンツが容易に作成・共有できるツール「Adobe Creative Cloud Express」を12月13日(米国時間)に発表した、と12月14日公表した。日本で同日提供を始めた。ウェブ版とモバイル版があり、コンテンツと機能を制限した無料体験版も用意した。

アドビの同様ツール「Adobe Spark」を置き換えて機能を強化し、新しいテンプレートや直観的な機能を加えた。SNS投稿のグラフィック、チラシ、ロゴ、ポスター、広告、バナー、名刺などの作成に必要な要素をそろえた。ドラッグ&ドロップ操作でコンテンツが作成でき、数千種類のテンプレート、2万種類のフォント、ライセンス取得済みの1億7500万点の写真が使える。

写真の背景の除去、ビデオのトリミング・結合、ビデオのGIF化、PDFの変換や書き出しが数クリックで完了する。共有機能によって、異なるチームでの制作作業でもコンテンツの一貫性が維持できる。有料版となるプレミアムプランの料金は月額1078円(税別)。グラフィックデザイン・動画編集・ウェブ制作ソフト「Adobe Creative Cloud」のコンプリートプランには含まれる。

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