「Slack」プラットフォームを再構築、デジタルを中心にした働き方「Digital HQ」実現へ
ユーザーがニーズに応じてSlack体験のカスタマイズが可能に、「Slackコネクト」も拡張
コミュニケーションツール「Slack(スラック)」を展開する米国Slackは、Slackプラットフォームを再構築した、と11月16日(米国時間)発表した。企業がデジタルを中心にした働き方「Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)」を効率的に実現できるようにすることが目的。開発者用のプライベートベータ版の提供を同日始めた。一般ユーザー向けは2022年の開始を予定する。
新しいプラットフォームは、全てのユーザーがニーズに応じてそれぞれのSlack体験のカスタマイズが可能。一般ユーザーは開発者のサポートに頼ることなく、チームの仕事をコーディングなしで自動化できる。今回作り直した「ワークフロービルダー」を使うことで、既存アプリのパーツやワークフローの構成要素をドラッグ&ドロップしてワークフローが作成可能になる。
開発者向けには、Slack用ワークフローの新しい開発方法を提供する。安全な環境でアプリと連携した自動化を数分で作成して提供が可能になる。今後開発者は、再利用可能なワークフローの「ビルディングブロック」が作成できる。プラットフォーム再構築と併せて他の組織との連携「Slackコネクト」を拡張し、現在つながる最大20組織を2022年初めに最大250組織にする。
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