この10年間での「ブランド成長力」、国内企業のランキング1位~20位は?【日経リサーチ調べ】

ここ10年間の総合評価平均に上昇度合いを加味した「BG指数」を独自開発し、ランキングを算出。

日経リサーチは、「10年間ブランド成長力ランキングTOP20」を発表した。企業ブランド調査「ブランド戦略サーベイ」 の直近10年間(2011年~20年)の結果による「企業ブランド力の平均」に、増減幅・上昇幅といった「勢い」を加えて算出する独自指標「ブランド・グロース指数」(BG:Brand Growth Index)を新たに開発し、測定を行った。

ITサービス企業と生活者向け商品開発メーカーが上位に

それによると、1位「アップル ジャパン」(総合スコア1464)、2位「LIXIL(リクシル)」(総合スコア1408)、3位「ヤマト運輸」(総合スコア1338)がトップ3となった。3位以下のスコア差はそれほど大きくない一方で、1位と2位、2位と3位以下のスコア差はかなり大きく、アップル ジャパンとLIXILの成長力が抜きん出ていたことがわかる結果となった。

基本的に、スマホなどを使ったITサービス企業と、生活者向け商品の開発メーカーが、ランキング上位となっている。アップルは「基盤(水準)スコア」と「勢いスコア」のいずれも上位に立ち、総合1位。過去10年間の両スコアのランキングがともに5位以内なのはアップルのみだという。一方2011年に国内の主要建材・設備機器メーカー5社の統合により誕生したLIXILは、「基盤(水準)スコア」は低いながら「勢いスコア」が1位で、総合2位に位置付けた。

10年間ブランド成長力ランキングTOP20

調査概要

「ブランド戦略サーベイ」は、年1回インターネット調査が行われており、今回は全600社を測定している。「10年間ブランド成長力ランキングTOP20」では、そのうち2020年のみ測定した15社を除く585社を対象に、10年間という単位で企業ブランドの成長力を評価している。

スコアの算出方法
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