仕事&休暇「ワーケーション」、同僚が同行するパターンも“意外とアリ”が多数【ビッグローブ調べ】
ビッグローブは、「ワーケーション」に関する調査結果を発表した。リモートワークが可能な企業に勤める会社員900人、リモートワークが可能な企業の経営者100人の計1,000人が回答している。
ワーケーション(Workation)は、Work(仕事)+Vacation(休暇)を組み合わせた造語で、観光地などでテレワークをしつつ過ごす、仕事+休暇の複合スタイルを指す。
経営者の約7割「チームで行うワーケーション」に興味、従業員側も肯定的
まず経営者100人に、社員のコミュニケーション充実やチームビルディングの方法として「チームで行うワーケーションを実施してみたいと思うか」と聞くと、「そう思う」16%、「ややそう思う」52%で、計68%が興味を示した。
一方、従業員側の900人に、「ワーケーションをするとして、会社の同僚が同行してもよいか」と聞くと、「同行してほしい」13.8%、「同行してもよい」23.3%、「プライベートと切り分けができればよい」31.2%、「同行してほしくない」31.7%で、計7割近くが、ワーケーションに同僚が同行することを受け入れる姿勢を見せた。
そこで「ワーケーションに会社の同僚が同行してもよい理由」を聞くと、「コミュニケーションが深まる」54.6%、「仕事がはかどると思う」42.9%、「安心だから」33.3%が上位だった。
さらにワーケーションとの比較で、「社員旅行」(慰安や社員親睦を目的に基本的に全社員で出かける旅行、業務は行わない)についてまず経験の有無を聞くと、「ある」44.4%、「ない」55.6%だった。
「従来の社員旅行とチームメンバーと同行するワーケーションのどちらに参加したいか」という質問では、「社員旅行」9.7%、「どちらかといえば社員旅行」24.9%で計34.6%、「ワーケーション」19.1%、「どちらかといえばワーケーション」46.3%で計65.4%となり、ワーケーションを選択した人が多かった。“どのみち会社絡みなら、仕事の延長と割り切ったワーケーションのほうがいい”といった心理があるのかもしれない。
調査概要
- 【調査対象】全国の20代~50代の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2021年3月8日~10日
- 【回答数】1,000人(リモートワークが可能な企業に勤める会社員900人(内、人事・労務担当者100人)・リモートワークが可能な企業の経営者100人)
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