SNSで誰かを誹謗中傷した経験、20代が最多でそれに40代が続く【ビッグローブ調べ】

誹謗中傷した理由トップは「相手が嫌いで我慢ならないから」33.3%。

ビッグローブ(BIGLOBE)は、SNSにおける誹謗中傷に焦点を当てた「withコロナ時代のストレスに関する調査」の結果を発表した。全国の20代~60代の男女1,000人(そのうちSNSを利用している770人)が対象で、2020年8月5日~6日に調査を実施している。

「SNSで他者から誹謗中傷をされたことがある」20代は3割弱

まず、SNSを利用している男女770人に「withコロナ時代になってから、自身の行動をSNSに投稿することに抵抗を感じますか」と聞くと、「感じる」18.8%、「やや感じる」15.2%で、3割超がSNS投稿に抵抗を感じており、「感じない」12.5%、「あまり感じない」7%を上回った。

続いて「SNSで他者から誹謗中傷をされたことがありますか」「SNSで一般人に対して誹謗中傷をしたことがありますか」「SNSで著名人に対して誹謗中傷をしたことがありますか」と、SNSでの誹謗中傷にポイントを絞った質問を行った。

「SNSで他者から誹謗中傷をされたことがありますか」では、全体は「よくある」4.5%、「たまにある」13%だったが、20代は「よくある」10%、「たまにある」18.9%で、全体平均を上回った。

「SNSで一般人に対して誹謗中傷をしたことがありますか」では、全体は「よくある」3.8%、「たまにある」3.2%だったが、こちらも20代が高く、一般人に対しては「よくある」7.8%、「たまにある」7.2%と倍以上の数値を示している。また40代も高い数字を示している。この傾向は「著名人」を対象とした場合でも変わらず、20代が最も高く、それに40代が続く。間にはさまれた30代が低いのが興味深い。

SNSでの誹謗中傷の理由、トップは「嫌いで我慢ならないから」

「SNSで他者の誹謗中傷をした理由」を聞くと、「対象が嫌いで我慢ならないから」33.3%が多く、以下「対象に嫉妬があるから」23.3%、「日常のストレスのはけ口」23.3%、「誹謗中傷をされたので言い返した」20%、「かまってほしいから」20%といった意見が続いている。

最後に、SNSを使っていない人も含めた全1,000人に、「あなたは著名人が一般人と比べて発言や行動を強く非難されやすいことについてどのように考えますか」と聞くと、「仕方ないと思う」16.9%、「やや仕方ないと思う」39.5%で、6割近くが「著名人は非難されやすいもの」と考えていた。一方で、「SNSでの誹謗中傷に対して、罰則を強化すべきだと考えるか」という質問には、「そう思う」50.3%、「ややそう思う」34.8%で、9割近くが罰則強化に肯定的だった。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20代~60代の男女
  • 【調査方法】インターネットでのアンケート調査
  • 【調査期間】2020年8月5日~6日
  • 【有効回答数】1,000人(内SNSを利用している770人)
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