ソリューションやアート事業などを展開するチームラボは、施設の利用者を時間制限して管理する「チームラボチケッティングシステム」の提供を開始した、と5月19日に発表した。新型コロナウイルス感染防止対策が必要な美術館や博物館、水族館、遊園地などの施設やイベントで時間指定したチケットを販売して入場者をコントロールできる。
運営側が時間枠ごとにチケットの在庫数を管理して入場人数を制限する。時間制のオンライン販売に限定すれば当日の飛び込み来場はなくなり、並び列も発生しない。入場待ち時間を緩和して混雑をなくす。販売時に電話番号やメールアドレスなどを取得しておけば、感染症クラスターが発生した場合に顧客に連絡することができる。
チケットはQRコードで一元管理し、QRデータを一括発行して紙チケットに印刷したり、メールで配布したりできる。入場時はQRコードをかざすだけで接触を避けられる。入場システムに特別な専用機器は不要で、スマートフォンだけでQRコードの読み取りが可能。システムは最短1カ月で導入でき、チケット販売サイトのテンプレートも提供する。
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