ソフトバンクグループのArmがTreasure Data社を買収、データとデバイスをつなぐプラットフォームの提供へ

IoTから得るデータなどから、迅速に持続可能な形で、実行に移せる知見の獲得が可能に
岩佐 義人(Web担 編集部) 2018/8/7 15:12

ソフトバンクグループ傘下の英Armは、データマネジメントの米Treasure Data(トレジャーデータ)を買収した、と8月3日発表した。買収により、デバイスからデータまでを一貫して管理できるIoTプラットフォームを実現する。新しい「Arm Pelion IoT Platform(アーム・ぺリオンIoTプラットフォーム)」の提供により、企業はIoTから得るデータや企業内外のデータから、迅速に持続可能な形で、実行に移せる知見を得ることが可能となる。

Arm Pelion IoT Platformにより、あらゆる規模のIoTデバイスおよびデータを、シームレスでセキュアに接続、管理できるようになる。パブリックおよびプライベートクラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境のいずれの環境でも動作ため、IoTシステムのアーキテクチャに最大限の柔軟性をもたらす。企業はIoTのデータや企業内データを、自社や顧客に新たな機会を解き放つ知見に転換することができる。

Arm Pelion IoT Platformが提供する機能は、アイデンティティ管理とアクセス管理、システム設定の更新を行う「デバイス管理」、セキュアなアイデンティティ識別を含む、あらゆるデバイス、地域、ユースケースに対するワイヤレス・コネクティビティ標準のサポートを行う「コネクティビティ管理」、また、個々のデバイスからエンタープライズ規模のビッグデータ、サードパーティのデータまで、あらゆるデータを分析可能な「データ管理」などとなっている。

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