スマートフォンのEC利用者は4,857万人、利用サービス上位はAmazon・楽天・Yahoo!

ニールセン、Nielsen Mobile NetViewを基に、スマホからEコマース利用状況を分析
岩佐 義人(Web担 編集部) 2016/6/30 12:46

インターネット調査のニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetViewの2016年5月データを基に、スマートフォンからのEコマースサービスの利用状況を分析し6月28日、結果を発表した。2016年5月時点でスマートフォンからのEコマース関連サービスを利用しているユーザーは4,857万人で、対是年同月比で15%増と、スマートフォン利用者全体の伸び(14%)と同程度だった。Nielsen Mobile NetViewは日本全国の8,000人(iOS、Android各4,000人)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成する。利用者属性情報を含むパネル調査のため、属性別の利用状況が把握できる。

Eコマース利用者数の上位5サービスを見ると、1位は「Amazon」、2位が「楽天市場」で、両サービスともに利用者数は3,000万人以上だった。3位は利用者数1,876万人の「Yahoo!ショッピング」だった。4位以下は利用者数が1,000万人以下となり、カタログ通販大手の「ニッセン」が4位、5位には2015年11月にサービスを開始した「オムニ7」がランクインした。上位3サービスのアプリ利用状況は、各サービスとも利用者数の増加が目立ち、Eコマース全体利用者数の増加率(15%)よりも高い伸びを示した。Amazonアプリは67%増、楽天市場は76%増で、Yahoo!ショッピングは前年同月の3倍増となる199%増となった。

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