さくらインターネット、100 Gigabit Ethernet搭載データセンターネットワークの実証実験に成功

100 Gigabit Ethernetは、現在サーバー接続の主流である10GbEの10倍の転送性能
岩佐 義人(Web担 編集部) 2016/2/17 20:21

インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、同社研究所の検証環境において、次世代広帯域通信技術である100 Gigabit Ethernetを搭載したサーバーによるソフトウェア・ルーティング接続の実証実験に成功した、と2月17日発表した。100 Gigabit Ethernet(GbE)は、現在サーバー接続の主流である10GbEの10倍の転送性能を持ち、次世代データセンターでの利用に向け普及が進んでいる。

実験は、現在普及している10GbEや40GbEと100GbEが混在したネットワーク構築を可能にする方法を探り、100GbE NIC(Network Interface Card)での接続や、ソフトウェア・ルーティングを実現し、より広帯域なネットワーク接続へのスムーズな移行を実現するために行った。実証実験では、アルティマ社が提供するメラノックス社製の100 GbE Dual Port NICを利用し、従来スイッチを使って接続していた10GbE・40GbEと100GbEを、ソフトウェア・ルーティングで代替する方法に成功した。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

アルティマ
http://www.altima.co.jp/

100 Gigabit Ethernet搭載データセンターネットワークの実証実験について
http://www.sakura.ad.jp/press/2016/0217_gde/

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